毎回ゲストの講師をお迎えして、学びかたや実践的なテーマをお届けするメディカLIBRARYのオンラインセミナー。

第11回は田淵仁志先生(ツカザキ病院眼科 主任部長/広島大学 医療のためのテクノロジーとデザインシンキング寄付講座教授)「看護師が意識すべきサイコロジカルセーフティー~良い病院はミスが多く、悪い病院はミスが少ない?~」をテーマに講演いただきます。

叱られない、責められない環境を作るという経営心理学的に重要な根幹である「サイコロジカルセーフティー」。良い病院であれば、もし誰かがミスを起こしたとしても、叱ったり、頭ごなしに責めたりはせずにミスが起こった原因を全員で探り、その対策を考えます。しかし、悪い病院であれば、「ミスが発覚すると、怒られてしまう…」と萎縮してしまい、上司やリーダーに報告せずに隠してしまうことがあります。これでは対策も講じられず、また同じミスが起こります。さらにそのミスも隠す…といった負の連鎖が起こり得るでしょう。

「ミスをまったくしない人」などは存在しません。管理職、リーダーは部下がミスを起こしても、しっかりと報告してもらえて、全員で対策を考える環境を作ることが大切です。そのような「サイコロジカルセーフティー」のある職場を作るためのマネジメントを、眼科医であり、経営学修士でもある田淵先生にご講演いただきます。

日時:2021年1月27日(水) 18時~19時
対象:医療従事者
定員:500名
参加費:無料


※当日はZoomウェビナーを使用します。インターネットに接続可能なスマートフォン、パソコン、タブレットをご用意ください。
※インターネット接続にかかる通信費は、参加者負担となります。

プロフィール:田淵仁志
社会医療法人三栄会ツカザキ病院眼科主任部長と広島大学大学院医系科学研究科医療のためのテクノロジーとデザインシンキング寄附講座教授を兼任/博士(医学)、修士(経営学)、Executive MBA、眼科専門医/大阪市立大学医学部卒業、同大学院修了、名古屋商科大学経営学大学院修了。