100文字以内で作られた問題文を読めば、答えになっている医療用語がサクッと覚えられる、学べる「クイズ100文字」。今回の問題文は……
Quiz 047
PCIのときには血管内にさまざまなデバイス(道具)が入り、生体にとっては異物なので、そのデバイスに血栓が付くことも考えられるため抗凝固薬が必要になります。抗凝固薬の効き目としては多くの場合ACTで判断しますが、では、どのくらいを目標にすればいいでしょうか?
Answer 047
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ACT=200〜250秒
※施設によって異なりますので施設ルールをご確認ください。
ACTとは、活性化凝固時間(activated clotting time)のことで、抗凝固薬であるヘパリンの効果を測るものです。ACTの測定は、カートリッジなどに入っている活性化剤に血液を投入し、これらが接触することによって血液が凝固します。この血液凝固するまでの時間を測るものです。
1時間置きくらいに測定しているところが多いようですが、抗凝固薬を入れたかどうかのチェックをする目的も含めて投与して数分後に測定しているところも多いようです。抗凝固薬は透明なので、本当に入ったかどうか確認することも重要ですよね。抗凝固薬(ヘパリン)は、診断カテの場合は2,000~3,000単位、PCIの場合は体重×100単位程度を投与していることが多いようです。
図:『心カテのはなしをしましょうか』P124より
野崎暢仁
新生会総合病院 高の原中央病院
西日本コメディカルカテーテルミーティング(WCCM)副代表世話人
メディカセミナー『グッと身近になる「心カテ看護」~カテ出しからカテ中の介助、そして病棟帰室後まで~』など多数の講演や、専門誌『HEART NURSING』、書籍『WCCMのコメディカルによるコメディカルのための「PCIを知る。」セミナー: つねに満員・キャンセル待ちの大人気セミナーが目の前で始まる! 』など執筆も多数。
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