この連載は、なかなか総合的に語られることが少ないIVR看護について、標準看護計画にあてはめてみることで、その価値と魅力を再考(・・)し、「やっぱりIVR看護って最高(・・)!」と読者といっしょにサイ発見するための試みです。




MDRPUを効果的に予防するためには、まず発生要因のアセスメントが欠かせません。カルテからだけでは情報が不十分なこともあります。術前訪問を行い、直接患者さんの皮膚を観察することで、より効果的な予防ケアを計画立案することができます。

治療には複数の機器が必要でさまざまな制約があるため、装着部位の選択や皮膚保護の方法は、医師や臨床工学技士など多職種と協議して決めることも重要です。




▶「#010|皮膚統合性障害のリスク状態[MDRPU]:前編」を読む

【参考文献】
1)日本褥瘡学会編.ベストプラクティス医療関連機器圧迫創傷の予防と管理.東京,照林社,2016,120p.
2)一般社団法人日本創傷・オストミー・失禁管理学会編.スキンケアガイドブック.東京,照林社,2017,320p.
3)今中与主安.メディカテmini.糖尿病ケア.2021,18(6),573.




馬場希里
神経内科病棟・循環器病棟を経験後、アンギオ室・内視鏡室へ移動しました。今の部署は14年目になります。「アンギオ室にも看護はしっかりある!」を信念にこれからもより良いカテ室看護を提供していきたいと思います。

今中与主安
ICU・CCU・HCU、救急外来を経て、アンギオ室・内視鏡へ配属。現在は、アンギオ室・内視鏡室・救急外来の三部門で勤務してます。2023年に大学院を修了し、「看護にエビデンスを」をモットーに、日々、看護のなぜ? どうして? を探しています。

第24回IVR看護研究会
IVRナース 仕事の流儀
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・日時:2025年3月1日(土)
・場所:東京虎ノ門グローバルスクエアコンファレンス
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