メディカ出版が運営する看護管理者向けの情報提供サイト『看護管理サポート』の記事を紹介する「for MANAGER」。今回は、心理学の専門家(公認心理師・臨床心理士)で、働く人のメンタルヘルスを専門とする著者による新連載「イマドキの若者解体新書:新人を看護にコミットさせるワザ」のご紹介です。
著者は、精神科病院に30年勤務し、うつ病、適応障害、パニック障害等の方のカウンセリングを行ってきた谷原弘之先生(川崎医療福祉大学医療福祉学部臨床心理学科 教授)。2016年に大学の臨床心理学科の教員になり、これまでの経験を活かし、メンタルヘルス不調に陥った看護職員に対し、職場適応支援を実践しています。
公益社団法人日本看護協会(2024)の報告によると、新卒看護職員の離職率は10.2%(2022年度)ですが、先生が関わっている病院(1182床)では、4.2%(2022年度)、3.4%(2023年度)で推移し、離職率を低く抑えることができているとのこと!
最近、Z世代と呼ばれる若者世代が入職してくるようになりました。これまでも、ゆとり・さとり世代など、世代間のギャップを感じることはありましたが、より付き合い方が難しくなっているように感じます。
“見て習え”の教育を“パワハラ”と誤解する新人看護職員など、どちらが悪いというわけではないコミュニケーションのズレや誤解により、お互いがストレスを感じる出来事が増えているようです。
この連載では、実際にあった事例を架空事例として紹介し、エビデンスを含んだ対応例をお伝えしていきます。ぜひご期待ください!
■連載『イマドキの若者解体新書:新人を看護にコミットさせるワザ』配信済みラインナップ(2025年5月1日現在)
第1回 はじめましての自己紹介

【紹介した記事の著者】
公認心理師・臨床心理士。職場のメンタルヘルスサービスであるEAP(Employee Assistance Pro-gram:従業員支援プログラム)を実践し、病院・企業などを対象にメンタルヘルス研修、復職支援などを手掛ける。看護現場でのメンタルヘルス対策に関しても積極的に支援している。

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