「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回のテーマは「帰りたくなる場所」です。
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今回のテーマは「帰りたくなる場所」。
みなさんは帰りたくなる場所と聞いてどこを思い浮かべるでしょうか。
多くの人は「実家」や「学生時代過ごした街」「生まれた場所」だったりするでしょうか。
私も思い浮かべるのはそのような場所ですが、ちょっとたくさんあります。
いろいろな地名が出てきて、わからない方もいらっしゃるかもしれません。
すみません。
それぐらい大切な場所で帰りたくなる場所なんです。
まずは大切な場所1つ目は生まれた所。
まあ、生まれた場所なんて本当は記憶にはありませんが、そこは母方の実家。
子どものころよく行った「おばあちゃんち」になります。
なんか「おばあちゃんち」なんて聞くと、田舎を思い出すかもしれませんが、都内の超一等地。
東京都目黒区八雲という場所です。
めちゃ都会。
東急東横線都立大学駅近辺です。
芸能人が多く住んでいる街ですね。
「おばあちゃんち」があったので、子どものころはよく行っていました。
僕は幼稚園や小学校に行くのが好きではなかったんです。
「登校拒否児」でよく幼稚園や小学校を休んでいました。
母親もそこまで無理に学校には行かせなかったので「おばあちゃんち行こうか」と言って目黒に連れて行ってもらいました。
そのときの記憶が今でも続いているのか、目黒の家に行くバスに乗ると、ものすごい安心感があるんです。
今でも時折バスに乗っては安心感を得に行きます。
2つ目。
ここは、いまの自分の実家がある福島県福島市です。
実家、やはり安心しますよね。
安全な場所というか。
でも最初は福島って好きじゃなかったんですよ。
そもそも僕は看護師ではなく電車の車掌として働きたいと、子どものころから思っていました。
そのため都内の高校に進学する予定でしたが、両親が「田舎に住みたい」ということで、突如として福島に引っ越したんです。
本当に最初は嫌でしたね。
田舎だし、東京まで遠いし。
でもいまとなっては好きな場所。
なんか四季がはっきりしてて好きなんですよ。
めっちゃ雪が降る場所でもないんですが、それでも冬はしっかり寒く、夏はめちゃくちゃ暑い。
でも水も空気もきれい。
空も青い。
そんな福島に帰ると、心から深呼吸できる感じです。
実家から見る青空。
とてもきれいです。
「ほんとの空」という言葉が出てくる高村光太郎の詩集『智恵子抄』の場所が福島県二本松市。
隣町なのでほんとうの空に近い場所です。
帰りたくなる場所、他にも大学の4年間を過ごした北海道江別市や、福島に住んでいたときによく遊びにいっていた宮城県仙台市など複数ありますが、「安全と思える場所」が帰りたくなる場所ですよね。
え? 安全じゃない場所があるのかって? そりゃあ、仕事で嫌な思いをした場所ですよ(笑)。
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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ12年目看護師(@c_mikzuki)
乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。
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