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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「病棟で自分だけが知っていること」です。

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梅雨に入りました。
どんだけ夏が暑くても、異常気象だと騒がれていても四季があるのは日本らしさですよね。
さて、今回のテーマ。
あれこれ悩みました。
看護師向けのコラムですが、どうも看護の仕事と結び付けられない。
本当、何度も言いますが私は看護が苦手。
人と接するのも苦手なので、自分だけが知っていることなんてないんです。
そもそも知らないことのほうが多い(笑)。
 
話がずれました。
今回のテーマですが、私、病棟で「何でも屋」をやっています。
たとえば車椅子のタイヤの空気を入れたり、ベッドフレームの不具合を直したり、ドアノブの調子が悪かったら修理したり。
なんだろ、施設管理課みたいなことをよくやります。
もちろんパソコンの不具合なんてだれよりも早く直しますよ。
あとはwordがわからない、excelの表計算の数式がわからないとか、スマホの設定まで。
頼まれたらなんでもやりますね。

今いる病棟は築年数が古く、窓の閉まりが悪いことがあります。
以前、暴風雨のときに高いところにある窓が完全に閉まらなくなり、壁をよじ登って閉めたことがあります。
たぶんあの窓の直し方は僕しかわからないはず。

あと最近、患者さんが使う洗濯機にテレホンカードみたいなのを入れるところがあるんですが、そこが壊れて患者さんが洗濯機を使えなくなることがありました。
業者は3日ぐらいかかるとのことで、あれこれ試して僕が自力で直しました。

僕の考え方に「人が作ったんだから僕が直せないわけがない」ってありまして、とりあえず直るはずだと思って取り組んでいます。

僕は看護師になったときから、男だし、背もあるし目立っていました。
目立つからこそミスも目立つ。
ミスしなくてもなにやっても目立ってしまったんです。
目立ちたくない、本当に看護師向かない、役に立たないと何回も思いました。

ところが、こういう「ちょっとしたものを直すこと」って重宝がられるんですよね。
特に女性が多い職場なので、力仕事や機械関係はすぐに名前を呼んでもらえます。

自分の得意分野を活かせる職場。
看護はほかのスタッフの足を引っ張るかもしれませんが、ほかのことで役に立ててるので相殺されてるかなと思います。

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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ12年目看護師(@c_mikzuki

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。 

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