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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「休憩中に考えていること」です。

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仕事での休憩時間ってどれぐらいありますか?
忙しいとき、休憩時間も取れないときってありますよね。
本当に業務がバタついて、全然休憩できないってとき、そのときは嫌だけど、1日終わったあとは「あー、今日はがんばったなー」って思って、ビールがいつもよりおいしく感じます(笑)。

意外と看護師って休憩時間が取れないことは多いですよね。

僕は就職氷河期の時代に大学を卒業したので、正社員で働くことがなかなかできず、公務員の臨時職員で働いていました。
3カ所ぐらいで働いたんですが、どこも12時になると一斉に業務を止め、13時になったら一斉に業務が開始される感じ。
なんかあの時代は休憩がちゃんとあってよかったなと思います。
まあ、そのぶん残業が正規職員にはありましたが。

さて、今回のテーマは「休憩中に考えていること」。
僕は圧倒的に「夕食をなににするか」を考えています。
何と言っても一人暮らしなので、自分で作らないと食事にありつけません。
お昼休みになったら「さて、今夜はなににするかな」って、帰りになにを買って帰れば夕食にありつけるのかって考えています。

食事、いや、家事って、すべて「準備が大切」だと思いませんか?
家に帰る前までに、「なにを作るか」「食材はなにが必要か」「どこで売っているか」「帰り道のどこで買うか」っていう、家事の組み立てが必要です。
だから家に帰ってから「さて、なに作るか」ではもう遅いんです。
いかに効率よく、家事を進めるかを休憩中に考えています。

ほとんど休憩中は仕事のことは考えていません。
ただ、仕事をうまく終わらせるために、「このあと、なにやろうかな」って考えることはありますね。
でも仕事の組み立ての時間に比べれば、圧倒的に「帰宅したあとのこと」を考えています。

ただ、あまりに忙しくて疲れているときは、家のことを考える余裕もなく、休憩の時間が終わっちゃいますよね(笑)。

なにかで見たのですが、休憩中など仕事から解放されているときは仕事のことを考えないほうが、仕事に対するパフォーマンスが上がるそうですね。
オン・オフをはっきりすることって大切かもしれません。
なるべく休憩中は「休憩」に徹しましょうね。

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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ12年目看護師(@c_mikzuki

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。 

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