看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回のテーマは「24時間没頭したこと」です。
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5月になりました。
今年の大型連休は土日が挟まれたので短い感じがしましたが、みなさんはどのように過ごされましたか？
病棟勤務だとなかなか連休じゃなかったりしますが、訪問看護をしている私も、この連休は出勤したりオンコールだったりと、なんとなくしっかりと休めた感じはしません。
まあ、かといってカレンダーどおりの「平日5連勤」はイヤな自分もいます（笑）。
さて、今回のテーマは「24時間没頭したこと」。
なんか没頭って、若いときのほうが没頭しません？
なんだろ、時代の流れ方か年老いただけかわかりませんが、そこまで探究心をもって物事に取り組むことがなくなりました。
ただ、看護師国家試験の直前だけは、没頭というか「迫られて」勉強をずっとしていた時期がありました。
なんか、寝ても覚めても「勉強しなきゃ」みたいな気持ちでしたね。
よく「とくに勉強しなくても受かった」という言葉を見聞きしますが、勉強のやり方なんてどうでもいいんです。
ゴールの「合格」さえできれば。
合格できないと1年間勉強しないといけないなら、1回で合格したい。
1回で合格するには勉強したほうが安全ということです。
最近はタイパやコスパといった「無駄を省く」ことって注目されてますよね。
私は昔から「無駄がイヤ」な性格だったために、結構タイパやコスパを気にする世の中は生きやすさを感じます。
人生には「余白」も大切なのはわかります。
生産性のない、なにもない日も大切。
ただ仕事や生活で、何度も行ったり来たりしたり、ちゃんとやれば1回で済むことを何回もやるのはすごく嫌い。
「それって無駄じゃん」って思うからこそ、なにかやるときは一瞬「一番手数を少なくやるにはどうすれば良いのか」を考えたりします。
少し考えれば無駄な時間を減らせるのであれば、そのほうがタイパは良いですからね。
没頭したことで思いつくのは「趣味」について。
みなさんの趣味はどんなことでしょうか。
私、趣味が多そうに見えてそんなに深い趣味ってないんです。
パソコンの自作とかは好きですが、日々情報を追いかけているわけではないので、いきなり質問されても「えっと、なんだっけ」と思ったりします。
そして昔と比べて自作のスキルが低くても動くようになってるんです。
だから、そこまでの知識がいらなくなりました。
車も趣味の1つですが、最近はもっぱらドライブが好きなので、まあ没頭するほどではないかな。
過去に没頭したおかげで、たくさんの知識が頭に入っているので、いまはそこまで没頭する必要がないのかもしれませんね。
最近は、自分の恋人に借りたミラーレス一眼カメラで写真を撮るとき、昔のフィルムカメラで撮影したときのことを思い出して没頭してしまいます。
まあ、受験勉強にしろ趣味にしろ「昔に得た知識は無駄になりませんよ」ということですかね。
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fractale～mizuki～
twitter：mizuki@おぬ12年目看護師（@c_mikzuki）
乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋～とうきょうスカイツリー駅前。
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