看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回は「1年」を綴っていただきました。
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あけましておめでとうございます。
2024年が終わり、早くも10日も経ちましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
年始の忙しさに体調を崩しやすくなるかと思いますので、どうかご無理なさらないでくださいね。
さて、今回のテーマは「1年」です。
2024年は出血からの救急外来受診から始まりました。
その後、出産。
現在、育児。
めまぐるしく変わる状況のなか、過去1番、医療機関のお世話になった年でした。
年始の出血に加え、出産時の胎児心拍低下。
退院後、大量出血での外来受診。
そして、乳腺炎ケアや育児相談をしていただいている、産後ケア。
子どもも検診や湿疹、インフルエンザでクリニックにお世話になりました。
医療や看護を受けるって、すごく心強い。
今までも風邪などで患者側になることは何度もありましたが、こちらが“不安”になって受けることってあんまりなかったんです。
だいたい“あれだろうな。あの薬出るかな？”といった感じで、予想できてしまったというか。
いつもどおりの症状というか。
ただの風邪というか。
ところが産科領域、また、乳児のことは全然わからない。
なので、幸せなのはもちろんなんですが、同じくらい不安でいっぱいになるんです。
ささいなことも心配になるんです。
とくに子どものこと。
そのたびに、医療スタッフの方々の笑顔に、私の長ったらしい質問にいつも優しく答えてくれる、その対応に、どれっっっっっっだけ救われたか……！！
患者側になって改めて医療者の方々のありがたみを実感した1年でした。
ガラッと生活が180°変わっただけではなく、立場も180°変わってしまったんですね。
うれしいような、切ないような。
とはいえ今は働けないので、患者側をしっかり体験・体感しておいて、仕事復帰した際に還元できるようにしていきます。
それではみなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
頑張りすぎずに頑張りましょう！
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fractale～satomi～
X：さとみ（@minisatominy）
三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。
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