看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回のテーマは「縁起を担ぐこと」です。
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2025年が始まりました。
みなさま、初詣は行きましたか?
初詣に行くと「おみくじ」を引きますよね。
私、3つの神社に行ったのですが、すべて「小吉」でした。
ただ、内容はそこまで悪くなくて、「大変だけどがんばって生きろよ」的なことが書いてありました。
ただ、今回3カ所に行って、3カ所とも同じってすごいなって。
なにか神がかっているなって思いました。
さて、今回のテーマは「縁起を担ぐこと」について。
縁起、信じるも信じないも「良いことが起きそう」なら期待してしまいますよね。
私、前も話したことがありますけど、「夜勤のルーティン」があったんです。
夜勤で一緒の人へデザートを渡す、朝食はパンにするっていうのが簡単に言えばそれなんですが、こうすると朝の採血がうまく行ったり、仕事がうまく回れたりする気分になります。
もちろん、毎回うまくいくこともないのですが、少しでもうまくいけばいいなと。
看護師の仕事って人を相手にするじゃないですか。内服ひとつにしても、うまくいかないこともあります。
「いやいや、いつもちゃんと飲んでくれたじゃない」って拒薬されたら思ってしまいます。
そんなとき「あれ、なにかルーチン忘れた?」と思ったりしますね。
あと、夜勤で思い出したのは、「入院来ないで」って願うとき。
いや、経営的には入院はありがたいことですし、本人、家族からしても入院できる安心感はわかります。
でも、受け入れる側は大変なんです。
夕食前の入院は「日勤帯で入院の話にならなかったのか」と思ってしまう。
そういうときは神様に「入院が来ませんように」って願いますよね。
縁起に近いもので、使う道具の相性ってありますよね。
いつも自分の使う駆血帯じゃないとうまく採血できないとか。
「道具なんてどれも同じ」と思えるベテランは良いんです。
私みたいに看護技術が苦手な看護師は、どうしても道具に頼ってしまうし、なにかあれば道具のせいにしてしまう(笑)。
そう思うと、なにかと「神頼み」なところがあるな……。
案外仕事って「神頼み」かもしれませんね。
会社とかも神棚があったりするじゃないですか。
あと、社長って運気が上がる金の招き猫とか好きじゃないですか。
まあ、なにも縁起の悪いことをする必要なんてありませんからね。
今年も縁起の良いことをしていきたいですね。
あ、ちなみに今年ははじめて「熊手」を買いました。
流石に最近悪いことが多すぎるので(笑)。
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fractale~mizuki~
X:mizuki@おぬ14年目精神科看護師(@c_mikzuki)
乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。
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