看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回のテーマは「テストのこと」です。
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今年の冬は寒いですね。
まあ、冬なんだから当然かもしれませんが、日本海側の大雪は本当にすごいことになっています。
私が看護学生時代に住んでいた福島県会津若松市も大雪。
観測史上1位だとか。
ちなみにそれまでの1位のときにちょうど会津若松市に住んでいまして、玄関から外に出られなかったのを記憶しています。
さて、今回は「テストのこと」について。
テストって、今の時期は毎年話しますが看護師国家試験ですよね。
私は31歳で受験しましたが、まさか自分が31歳にもなって学校のみんなと受験する日が来るとは思ってもいませんでした。
思い起こせば看護学校入学時も、28歳で学校の入学試験を受けるとは思ってもいなかったです。
親にもだれにも言わず、こっそり願書を出して、仕事行くフリをして看護学校の受験をしたあの日。
なんか自分が大人になって、ちゃんと働いているにもかかわらず「これからどんな人生になるんだろうか」と考えていました。
入学後、最初の校内実習。
シーツ交換。1回目で落ちる。
28歳で再実習というのは恥ずかしいなと思いつつ、その後も病棟実習は最初のやつは合格したけど、2回目のやつは再実習。
春休みに学校に行って、病棟で再実習したのは今でも覚えてます。
なんだろ、このころから看護が苦手だったんでしょうね(笑)。
学生のときは本当に毎週のようにテストがあったりするじゃないですか。
高校からそのまま大学や看護学校に進んだ人はそれほほど違和感はないと思うのですが、一度社会人を経験すると「こんなにテストばかりか」と思ってしまいます。
しかも、本当に頭に入らない。
高校生のときはすっと入ったものが、どう頭を叩いても記憶してくれないんです。
学生のうちにたくさんにテスト、実習を経て最後には看護師国家試験。
「お、いよいよ人生で最後の試験だな」と思ったのですが、看護師になってからも試験やら研修やら多いですね。
1年目のときなんて、むしろ試験があるほうが試験問題があってよかったのに、そんなものもなく、日々わからなかったことを勉強。
いや、これがきつい。
なんか信じられないぐらい幅広い感じだし、しかも教科書丸写しするとプリセプターに怒られる。
31歳にもなって怒られると結構凹みますよ。
丸写しするなって話ですが、どれもこれも重要だと思うんです。
だから書いただけなのに……。
最近はようやく「勉強する意味」がわかった気がします。
知識はとても大切。
自分の武器になりますからね。
とくに看護の世界では判断力と知識が大切だと思っているので、今でも取れる資格は取ろうと思っています。
みなさんは、なにか挑戦したい資格はありますか?
私は直近では訪問看護の知識を深めたいので、なにかないかと探しており「在宅看護指導士」は知識を深めるためにも取りたいですね。
あとは大学院に行きたい!
けど、いまの生活環境では無理っぽいので、来年にでも……。
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fractale~mizuki~
X:mizuki@おぬ14年目精神科看護師(@c_mikzuki)
乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。
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