看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回は「今の状況を曲で紹介するなら」を綴っていただきました。
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こんにちは。
祝日のない期間が長いし気温の寒暖差が激しいし..
みなさま体調など崩されていませんか。
休む時はしっかり休んで、乗り越えていきましょうね!
さて、今回のテーマは「今の状況を曲で紹介するなら」です。
わたしは音楽が大好きです。
テレビを見ないわたしでも音楽番組は割と見ますし、色んなジャンルの音楽を聴いています。
そんなわたしの頭の中でよく流れてる曲。
それは..
とんとんとんとんひげじいさん
か
どんぐりころころ
です。
あ、アンパンマンマーチもだ。
笑
子どもに歌いすぎていつしか頭に浮かぶのは童謡ばかり。ちょっと切ないです。笑
さすがに童謡たちは今の状況とは乖離しすぎなので、今回はRADWIMPSの「グラウンドゼロ」という曲をお伝えします。「グラウンドゼロ」とは2001年のNYの同時多発テロの起こったワールドトレードセンターの跡地です。
現地に行った時もすごい心が痛かったのを覚えています。
それが、この曲のタイトル。重く深いタイトルですが、この曲にわたしは何度救われたか。
今は1歳になりたての子どもがいて、フルタイムで働いています。
正直めっちゃ大変で、1週間で1番ゆっくりできる時間は通勤中の電車の中です。(特急の指定席を買ってまでゆっくりすることも...)
それ以外はもう魂が抜けています。
そんな日々がドンピシャな歌詞はコチラ。
“頑張んないためにも頑張んないと いけないなんてわけが分かんない
仕方ないから頑張るけど もういい どうにでもなれ”
どうにでもなれとは思ってませんが、やるしかないー!えいやー!ってもうがむしゃらです。
ただ、夜も子どもが何回か起きる関係で十分な睡眠も取れず、集中力も欠けてるのか、電話先を間違えるなど初歩的なミスも出てきてしまいました。
出張のある仕事なのに遠くへの出張はできないし、働ける時間も限られてるし、正直、フルタイムは無理なのかなとか弱気になっています。
弱気になった時に刺さる歌詞がコチラ。
“どれだけ後ろ向きに 歩いてみても未来に
向かってってしまうんだ
希望を持たされてしまうんだ
手渡されたそいつをただ 投げ捨ててみたところでまた
空になったその手に次の 未来渡されてしまうんだから”
本当に人生ってそうで。
辛くなって辛くなってもうダメーって思っても絶対に希望が無くなることはなくって。
少しずつでも前に進むようにできてる。
それは自分の力だったり、周りの助けだったり、運だったり様々だけど、希望がゼロだったっということは一度もない。
そんなことを思い出させてくれて、前向きにさせてくれるんです。
大丈夫!後ろ向きに歩いてても、それは前に続く道だから!
と自分に言い聞かせ、明日からもまたがんばります。同じく辛い人が、少しでも前に進めますように。
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fractale~satomi~
X:さとみ(@minisatominy)
三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。
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