看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回は「今勉強していること」を綴っていただきました。
---------------------
こんにちは。
涼しくなってきましたが、まだまだ夏が居座っている、そんな気がする今日この頃です。
さて、今回のテーマは「今勉強していること」です。
いまわたしは、開発の分野にいる関係で、いろんな薬剤の効果や幅広い疾患に関わっています。新たな学びもたくさんあり、日々本当に興味深い情報ばかりなのですが、なんせ未発表の分野のため、声を大にしていうことができず…。
そんな状況なので、やっぱり今回も子どもの話になってしまうわけですが、ご容赦ください。
前にもちらりとお話ししましたが、我が子はちょっと発達ゆっくりで偏りがありそうに感じています。そのため、早いうちから細々と情報を集めて、日々の遊びに発達を促せるようなかかわりを取り入れるようにしています。おかげさまで発達に関してはすんごく詳しくなりました(笑)
実際に行っていることを全て書くとすんごく長くなってしまうのでごっそりと割愛しますが、1つ1つの関わりを療育に準じるくらい、本当に丁寧に行っています。自分でいうのもなんですが(笑)
今回は「ことば」の発達について掘り下げます。日々の生活から自然に覚えられる子もいれば、ちょっとした工夫が必要な子もいます。わたしの子どもはまだ1歳4か月なので、前者なのか後者なのかわかりません。でも、丁寧にやっていればどっちだったとしても我が子のためになると思い、実践しています。
丁寧にとは。わたしの場合ですが、まずは話しかける言葉をいくつか厳選するところから始まります。これは、覚えやすいものや「あ」や「ぱ」など、発語しやすいものとなります。わたしは「はっぱ」「まんま」などをチョイスしました。
それを、シンプルな言葉で伝え続けます。「はっぱ あるね」「まんま たべよ」のようにゆーっくりと、意図的に何度も何度も繰り返します。これで、子どもは物には名前があること、言葉で意思疎通ができることに気づき始めます。
ただし、ずーっとこんな会話ばかりだと自然な会話とはいえないので、日常会話の中から一部の時間だけ、こういう練習をする時間を設けるようにしました。
これは、市の発達相談や、療育に携わる人に教えていただいた方法をベースに、我流を織り交ぜたものとなります。
おかげさまで最近の我が子は言葉の芽が出始めたし、指示が通るようになりました。
言葉はゆっくりで1歳半検診引っかかるかもな…なんて思っていたので、とてもうれしく思っています。
ゆっくりゆっくり、丁寧に楽しく。
でも、効果的な関わりを。
今心掛けていることです。
日々の仕事での勉強ももちろんだけど、我が子に対する勉強もしっかりやって、成長を見守っていこうと思います。
編集部からのお知らせ
フラクタルの3人に書いてもらいたいテーマを募集しています。
ご希望のテーマをこちら宛にメールをいただくか
#フラクタルのテーマ とハッシュタグをつけてXでご投稿ください。
-----------------------------
fractale~satomi~
X:さとみ(@minisatominy)
三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。
about fractale
https://fractale3.com/satomi/