看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回のテーマは「私のAI活用術」です。
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いきなり寒くなりましたね。
いや、本当、秋が短い!! でも、今年は紅葉がきれいだった気がします。寒暖差が激しかったからきれいとかあるんですかね。
今回のテーマは「私のAI活用術」。AI、なんかブームがすごいですよね。
ちなみに今回の写真、きれいな紅葉の写真です。これは、本物です（笑）こういう注釈を入れないと、生成AIで作られた写真も本当に多くなりました。
AIって最近できたわけではなく、結構昔からあります。ただ、最近は生成AIという、「0から作る」技術がものすごく発達し、それが不自然ではなくなったので、とても広がったんですよね。昔のAIは、質問に対して答えてくれるIBMのWatsonが有名ですよね。電子カルテの内容もWatsonがサポートするみたいなシステムもあったように記憶しています。
私は実はあまりAIは使っておらず、活用が遅れている人間です。ただ、ローカルLLMというものに大変興味を持って調べております。生成AIってクラウド上にある大量のサーバーで計算処理されて、答えが返ってくるわけじゃないですか。これを自分のパソコンだけでやろうとするのがローカルLLM。外に出してはいけない情報とか、まだ出せない情報とかってクラウドサービスを使ってやるのは問題があります。そのため、自分のパソコンの内部で計算して生成すれば、情報漏洩問題は起きません。
このローカルLLM、めちゃくちゃパソコンのスペックを要求されます。特にメモリの使用量がすごいんです。まあ、それだけたくさんの計算をするので当たり前なのですが……
そんなわけで最近買ったノートパソコン、メモリは多めにしたんですが、まだ増設可能。なので増設しようとしたら、このメモリの価格の高騰……。あれです、この記事が出るときにはもう無理かもしれませんが、パソコンの買い換えを考えている方、いますぐにでも買い替えてください。来年は買えません。メモリの高騰は来年も続くと予想され、解消するには2年はかかると思います。
ただ、一部の噂ですが、メモリの高騰はAIの企業が買い占めたからという話ですが、実際にどれだけ買い占めたかとか不明なんですよね。もしかして、嘘なんじゃない? なんて思ったりもしてますが……まあ、なんにせよ、半導体不足は2020年頃から起きてますし、下がる気配はありません。半導体の不足がAI産業による影響であるなら、それだけ全世界がAIを利用していることですよね。
ちなみに、私は日本デジタル医学会の会員で、10月に行われた総会に参加してきました。そこで話題になったのが、紙カルテとFAXの話。未だに紙カルテの病院、クリニックが存在しています。さらにFAXで他の医療機関などと情報共有をしていると。あと、賛否ありますが「マイナ保険証」って全世界的に見てもかなり進んだシステムみたいですね。保険証がなくなって不便とかいう人も居ますが、紙カルテで運用している病院もあるぐらいですから、時代は進まないなと思ってしまいました。
生成AIって便利ですが、私はちゃんとした知識がないと、それが嘘かどうか判断できないと思います。そのためには自分で勉強して知識をつけていく。なんだか便利なんだか面倒なんだかわからないですね（笑）
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fractale～mizuki～
X：mizuki@おぬ15年目精神科看護師（@c_mikzuki）
乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋～とうきょうスカイツリー駅前。
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