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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「出勤したくないときの対処法」を綴っていただきました。

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正直な話、これはいつもです。
PMS(月経前症候群)のときや嫌なことがあったときは拍車かかっています。
仕事は好きなんです、でも行くまでは本当に腰が重いです。
行っちゃえばとくに問題ないんですけどね(笑)。
おうち大好き人間なので、
ごろごろしたり、
家の片づけをゆっくりしたり、
テレビを観ていたり、
本を読んだり、
作りたてのあったかくておいしいご飯をゆっくり食べたりしていたいのです。

仕事が本当に嫌というより、好きなことをできなくなるのが残念って感じですね。

でも、行くしかないんですよね。
残念ながら。
……本当に残念(笑)。
本当にしんどいときはもちろん休むべきだと思いますし、たまーーーには、迷惑のかからない範囲で休んでもいいとは思いますけど(笑)。
ただ、ほとんどの場合は、行かないわけにもいかないので、もう気持ちを切り替えるしかないんですよね。

いちばん行きたくない気持ちが強かった1年目のときは、仕事後にやりたいことや、給料日後にやりたいことを考えて気持ちの切り替えをしていました。
嫌なことも、ちょっとしたご褒美がなにかあると頑張れたりしませんか?


あと何時間耐えたら
友達と会える!
これが食べられる!
続きが読める!

など、仕事の後のことを考えるようにしていました。

あとは、やっぱりお給料が出ると、「頑張ったな~」って気持ちになりませんか?
そのお給料で買うものを決めていました。
とはいえ、わたしは散財タイプではないので、最初の1年間は、社会人になったら集めると決めていたワンピースを月5冊ずつ買いました。
あ、海賊のほうです(笑)。
漫画が揃ってくるとなんとなく達成感がありました。
最新刊まで追いついたときはむちゃくちゃうれしかったですね!
ちなみに今は漫画ではなく、コーヒー豆を月ごとに買うようにしています。
月ごとに産地はじめ豆の種類を変えて、いろいろと試しては楽しんでます。
「今月は外れだな」とか(笑)、そんなのも含めてちょっとした給料日ごとの楽しみとなっています。

人によって、自分のモチベーションの上げ方は違うと思うんですけど、こんな感じで自分なりの小さな楽しみを見いだすのもよいんじゃないかなぁ、と思います。

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fractale~satomi~
twitter:さとみ(@minisatominy

三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。 

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