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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回は「面接で心がけていること」を綴っていただきました。

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面接…それはそれは、かなり多く、場数を踏んできました。
それでも、いつまでたっても慣れないし緊張しますよね。
リファラル採用みたいのが増えてきた今、お茶とかお酒を飲みながらお話しするフランクな形式のものも増えてきてますが、それでも緊張しない人は少ないのではないでしょうか。
いつでも、どんな面接でも、わたしの心がけていることは1つです。

「笑顔」を多く見せること。

わたしの理想とする看護師像は「患者さんに元気さ・希望・楽しさなど、ポジティブな影響を与える」看護師です。
また、このような看護師に対して、悪い印象を抱く人は少ないような気がしています。
働いたら、こんな感じになるんだろうな、と、そんな、イメージを膨らませられるように面接中に印象づけるのが目的です。
まあ、素の性格が根っからの明るい人なので、そんなそこまで繕うことはないんですけどね(笑)。

おそらくなんですけど、今までの経歴とかって、履歴書を見ればわかるし、口頭での聴取となったとしても、事実を伝えるだけなので、その人自身の印象は大きく変わらないんですよね。
結局、人を採用するわけなので、「採用したいな」と思わせる人柄と、ある程度、組織に「適応してきた(=難なくこなせていた)」と思わせればスタッフが枯渇しているこの業界ではそうそう落ちることはないんじゃないでしょうか。
完全なる持論ですが(笑)。

ちなみに、大学時代に受けた、一番最初の面接では「どういう性格か」と聞かれたときに「明るくて元気な性格です」と答えたんです。
ただ、看護師としての働くための面接がはじめてだったこともあり、ガチガチに緊張していました。
面接官にひとこと「でも、わたしはあなたが明るそうに見えないわ」と一蹴されて、心の中は大号泣。
きっと、顔も強張っていたんでしょうね。
無事に受かったので、結果オーライ。
今では良い思い出です。

メルボルンのアルバイトの面接では、言語という根本的なものがネックになってしまったので、ワインを1杯飲んでから望んだことがあります。
緊張したり余計なことを考えてしまうと、話したいことも話せなくなってしまうので。
海外だからできた技ですね(笑)。

さて、日本に戻ります。
もちろん、ニコニコするのは大事ですが、ヘラヘラしているととらえられることもあります。
言っていることがぺらっぺらだと逆効果となってしまうこともあるので、笑顔で内容もしっかり伝えられると良いですね。

※リファラル採用……社員・職員の友人や知人などを紹介してもらう採用活動のこと。

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fractale~satomi~
twitter:さとみ(@minisatominy

三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。 

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