著者:小野坂益成 (松蔭大学看護学部精神看護学講師)
みなさん。SNSを活用していますか?
私は最近やり始めました。
今は、LINEやFacebook、InstagramなどさまざまSNSがありますよね。
FacebookやInstagramなどは動画や写真がメインなのでノンバーバルな面もありますが、X(旧Twitter)などは言葉を使用して他者とのやり取りを行うツールで、ほとんどバーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)ですよね。
言葉って、本当に大切です。
とくに、バーバルコミュニケーションのみでは、表情やそのほかの情報がほとんどないので、その文章だけが発信され、読み取られることになりますよね。
みなさんご存じだと思いますが、これは言葉の使い方によって自分の意図しないメッセージが伝わるかもしれないんです。また、文章の一部を切り取られてしまうと、反対の意味としてとらえられるかもしれないし、読み取る側も言葉のニュアンスや意味を知らないと誤解や失礼に当たることがあります。
私は、仕事で間違えた内容のメールを配信したことがあります。
具体的な内容は省きますが、すぐに気づき自分が配信した内容の修正メールを送りました。そして結びの言葉として『訂正をお願いいたします』と配信してしまいました。
ところが、『訂正』とは相手に間違えがあったときに使用する言葉であり、受信された方から『訂正』の使用方法について、ご指導をいただきました。
そのときは、とてもとても焦り、嫌な汗がたくさん出てきました。
いまでも鮮明に思い出します。
そして、言葉の大切さを再確認。
恥ずかしいことではないのかもしれませんが、私は上記のリスクなどから今までXやInstagram、Facebookをほとんど使用していませんでした。また、LINEはスタンプなどを活用して、勘違いが起こらないようにしてきました。
まあ、SNSの食わず嫌いです。
でも、最近は思い直して少しSNSをかじり始めています。
インターネットを介しての発信力はすごいと思います。閲覧数もモチベーションにつながります。
しかし、言葉はデリケートに扱わないと、自分に返ってくる危険もあるな~と思う今日このごろです。
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