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心電図の QT 部分は、薬剤や徐脈、低 K 血症などによって二次性に延長することがある。高齢者では二次性が多いが、若年者では先天性 QT 延長(遺伝性と特発性)を考える。また、QT 延長(補正 QT 時間> 460msec)になると、致死性不整脈であるトルサード ド ポアント(torsade[s] de pointes;TdP)といわれる心室頻拍や心室細動を起こしやすくなる。TdP を起こすと、めまい・失神などの症状がみられる。
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