hematemesis/bloody stool/melena

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嘔吐物に血が混じっている場合に吐血、便に混じっている場合に下血となる。通常、消化管内に出血が起きても、少量であったり、慢性的であったりすれば、嘔吐することはなく、また、便に混じっても気付かないことが多い。

● 一方、急に多量の出血があった場合は、上部消化管の出血であれば吐血に、大腸の出血であれば鮮血・コアグラのある下血になる。つまり、吐下血が認められた場合は、多量に出血している緊急事態であるといえる。



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