colorectal cancer
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大腸(盲腸、結腸、直腸および肛門管)の内側の粘膜から発生するがん。
男女とも近年増加している。症状は下血、便の狭小化が一般的だが、無症状で検診によって見つかることもある。大きくなると大腸の内腔が狭くなり腸閉塞を起こすことがある。治療は原則的に切除が必要で、早期であれば内視鏡的切除で根治可能。進行しても(たとえ遠隔転移再発しても!)外科的にきれいに切除できれば根治が目指せる。切除できない場合は残念ながら根治は困難だが、抗がん薬で進行を遅らせて生命予後を延ばすことができる。
―書籍『かんテキ消化器』より大腸がんの冒頭1ページを紹介します―
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