ARNI、βブロッカー、MRA etc……
「循環器のくすり」は数多く、作用機序も難しく、いまいち“キャラ”が掴みづらいですよね。そんな彼らを大胆に解説したのが『HEART nursing』のこの連載! インパクトたっぷりなイラストと(時にちょっと無理やりな)キャラ設定は、記憶に残ること請け合いです。明日、病棟でみかけた薬剤に“顔”が浮かんだなら、きっと特徴も連想できますよ!
仕事:血圧を下げる
基本的に降圧作用があるので、低血圧症状や腎機能悪化に注意を要します。また、MRAは特に血清カリウム値を上昇させますので、慢性腎臓病で腎機能が低下している場合には、血清カリウム値のフォローが必要です。高カリウム血症の予防として、カリウム含有の多い食事を避けるなどの食事指導も合わせて行いましょう。また、ACEiとARNiの有名な副作用として空咳と血管浮腫の出現がありますので、投与開始時には事前に説明しておくことが重要です。
聖マリアンナ医科大学 薬理学 准教授
このくすりについてもっと詳しい解説が読みたい方は…
をぜひ本誌でご覧ください!
本記事は『HEART nursing(ハートナーシング)』2021年8号からの再掲載です。
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