ここには12枚の『問い』が書かれたカードがあります。
ゲストが、それぞれ選んだカードに書かれた『問い』について、インタビューを通じてゆっくり考えていきます。
カードには何が書かれているか、ゲストにはわかりません。
ここでの『問い』とは、唯一の正しい答えがあるものではなく、思考を深め、さらなる問いを生んだり、生涯にわたって何度も問い直したりするような本質的なもの。
そして、ゲストの考えや価値観、人柄に触れるようなものが含まれています。
簡単に答えは出なくても、こうした考える時間自体に意味があるのかもしれません。
いま、少しだけ立ち止まって、あなたも自分や周りの人に問いかけ、想いを馳せてみませんか。
看護大学卒業後、政令指定都市の行政保健師として高齢者支援に従事。その後、ヘルスケア系ベンチャー企業でカスタマーサクセス業務に転身。現在は3社目となるヘルスケア企業で、企業向け健康支援サービスのカスタマーサクセスを担当。学生時代から海外各国を旅し、多様な価値観との出会いを重ねる。
小児科4年、整形外科・泌尿器科・内科系の混合病棟3年、その後、派遣で1年ほどクリニックや施設、ツアーナース、保育園などさまざまなフィールドで勤務。現在は整形外科病棟で非常勤をしながらライターとして活動して5年以上経つ。最近の楽しみは、仕事終わりのお酒と推しとまんが、それと美味しいごはんを食べること。
1年で転職を決意、行政保健師が感じた「予防」への限界
白石:
はじめまして。以前からベンチャーのカスタマーサクセス(CS)で働かれている保健師さんがいるということで、気になっていたんですが、今回こうしてお話しする機会ができて嬉しいです。まず、石川さんのキャリアのスタートとなった看護師・保健師の道を選んだ背景から聞かせてください。
石川:
大学の卒業と同時に、看護師と保健師の免許を取りました。元々看護大学は看護師になろうと思って入ったんですが、病気の予防にかかわりたいという気持ちが強くなり、看護師ではなく保健師の道を選択したんです。新卒では政令指定都市の行政保健師として働き始め、高齢者支援担当として区役所に配属されました。
白石:
予防分野への関心から保健師を選ばれたんですね。
石川:
そうなんです。ただ、現場に入って早い段階で、私が目指していた「予防」と、行政の仕組みの間にある構造的なギャップに気づいてしまったんです。
行政では、すでに健康課題が顕在化した方への対応が多く、予防教室などを開いても、参加されるのは元々健康意識が高い方ばかりでした。「本当に支援が必要な層に、情報が届かない」というもどかしさを感じたんです。高齢になってからではなく、もっと手前の「働く世代」のうちに健康リテラシーを高めるアプローチをしなければ、本質的な解決にはならない。そう確信した以上、ここで働きつづけるよりも、新しい場所で挑戦すべきだと決意し、1年という期間で次のステップへ進むことにしました。
その後、食の福利厚生サービスを展開する株式会社OKANへ転職しました。職種ありきではなく、「働く人のライフスタイルを豊かにする」というミッションに共感し、まずは食から働く世代の健康を支えたい。その課題解決ができるならポジションは問わないという覚悟で、オープンポジションとして飛び込みました。
白石:
そこでカスタマーサクセスの仕事と出会ったわけですね。
石川:
最初は営業を半年ほど担当し、その後カスタマーサクセスという仕事に3年近く携わりました。顧客の成功に深くコミットできるこの職種にやりがいを感じる一方で、「カスタマーサクセスとしての専門性をもっと磨きたい」という欲求が強くなったんです。そこで、STORES株式会社という、オンラインでの商売を支援するプラットフォーム会社へあえて環境を移し、さらに2年ほど経験を積みました。
白石:
2社目でも同じ職種だったんですね。
石川:
そうです。ただ、異業界で経験を積んだからこそ、「自分にとっての『健康』という事業ドメインの重要性」が明確になりました。「私が一番熱量を持って、貢献できるのはやはりヘルスケア領域だ」と腹落ちしたんです。その軸が明確になったことで、現在は株式会社バックテックで、これまでの経験を活かし、主に働く方々の健康づくりをオンラインで支援するサービスのカスタマーサクセスに従事しています。
保健師の道を選んだ原点はアフリカにあった
白石:
そもそも大学時代、すでに病気の予防にかかわりたかったとお話しされていましたが、保健師への転換のきっかけはなんだったんでしょうか。
石川:
そもそものきっかけは、高校時代に経験した海外でのホームステイです。そこから「将来は海外で働きたい」という思いが芽生え、当時は国境なき医師団への憧れもあり、「海外×看護師」というキャリアを漠然と思い描いていました。
ただ、イメージだけで進路を決めるのではなく、「現地のリアル」を知った上で判断したいと思い、大学時代はカンボジアなどアジアのスタディツアーに参加して現場を見て回りました。その中で気づいたのは、自分は目の前の命を救う「緊急援助」よりも、そもそも病気にならない社会基盤を作る「開発援助」の方に、より強い関心があるということでした。
決定的だったのは、東アフリカのルワンダとウガンダを訪れた時です。現地で生活の土台から整えていくJICAの活動を目の当たりにし、「私がやりたいのは、対処療法ではなく根本解決だ」と確信しました。そこで、病院で働く看護師ではなく、地域に入り込んで仕組みを作る保健師として働く道を選びました。
白石:
具体的にはどのような活動を目の当たりにしたんでしょうか。
石川:
象徴的だったのは、子どもたちへの衛生教育の現場です。どんなに病院で治療をしても、家に帰って汚れた水を飲んだり、手を洗わなければ、またすぐに病気になって戻ってきてしまう。そんな状況を目の当たりにし、「根本原因を断つこと」の重要性を痛感しました。
また、病院組織のマネジメント改善にも触れ、人の意識が変わるのを待つのではなく、「自然と健康になれる環境」を作り変える必要があると学びました。その経験から、個別のケアにとどまらず、より多くの人の生活の土台に影響を与えられる「公衆衛生・予防」の道こそが、自分の進むべき道だと確信したんです。
白石:
これまでの話を聞いてきて、石川さんは学生時代から自分はどんな分野に興味関心があるのか、自分にはどんなところが合うのかと積極的に動いてこられた印象を受けます。その積極的な行動の源となったのはなんだったんでしょうか。
石川:
根本にあるのは、高校時代に心身のバランスを崩し、自分自身と深く向き合わざるを得なかった経験です。辛い時期でしたが、家族や友人、看護師さんの支えで回復するにつれ、「支えられる側」から「支える側」に回りたいという思いが溢れてきました。一度マイナスを経験したからこそ、「生きるなら全力で生きたい」「自分の人生を使って誰かに貢献したい」というエネルギーが人一倍強くなったのだと思います。
白石:
石川さんが看護師を目指すきっかけとなった看護師さんは、どのような方だったんですか。どのような場面でそう強く感じたのか。
石川:
当時、定期的な採血などで頻繁に接していた方です。何か特別な言葉をかけられたわけではないのですが、どんな時でもフラットで、生き生きと仕事に向き合うその「在り方」そのものに救われました。
自分が不安定な状態だったからこそ、プロとして凛と働く姿が輝いて見えたんです。「私もこんなふうに、存在そのもので誰かに勇気を与えられる人になりたい」。その憧れが、その後の「自分が人生の最期にどうありたいか」という軸につながり、大学時代の積極的な行動につながったのだと思います。
「広く社会に影響を与えたい」、産業保健師よりヘルスケア企業を選んだ理由
白石:
保健師として働く中で、働く世代へのアプローチを考えたとき、どのような選択肢がある中で決断されたんでしょうか。
石川:
選択肢はシンプルに2つでした。産業保健師として一企業の中で深く関わるか、ヘルスケアサービスを提供する側として広く社会に展開するか。そこで自分の軸を見つめ直したとき、「保健師という資格を使うこと」自体が目的ではなく、あくまで「社会に健康な人を増やすための手段」でしかないと気づいたんです。
白石:
影響を与える対象の広さが決め手だったと。
石川:
そうですね。特定の一社に入ってじっくり向き合うことも魅力的ですが、私はもっと「社会全体のインフラ」になるような健康支援をしたかったんです。一つの企業の中だけで完結するのではなく、サービスを通じて多くの企業や働く人にアプローチする方が、私が実現したいことに近いと感じました。
ありがたいことに、産業保健師の内定もいただきましたが、より広範囲にインパクトを出せるOKANを選び、行政保健師からビジネスサイドへキャリアを振る決断をしました。
入社後に知った職種、保健師経験が活かせるカスタマーサクセスとの出会い
白石:
OKANに入社してから、どのような経緯でカスタマーサクセスの仕事をスタートしたんでしょうか。
石川:
入社当初は営業職でしたが、カスタマーサクセスという職種の重要性が語られ始めたとき、「これこそ私が保健師としてやってきたことそのものだ」と感じました。「顧客のゴールに伴走する」という姿勢が、自分のスキルと完全にリンクすると直感しました。ちょうど会社としてCS部門を立ち上げるタイミングで、立ち上げメンバーとして抜擢していただきました。
白石:
そもそもカスタマーサクセスの仕事ってどのようなものなのか、その魅力はどのような点にあったんでしょうか。
石川:
カスタマーサクセスは、サービスを導入してくださったお客様の成功を一緒に作っていく仕事です。お問い合わせ対応が中心となるカスタマーサポートに対し、カスタマーサクセスはより能動的に関わります。お客様が困っていそうな課題や、潜在的に抱えている課題に気づいて、こちらから提案し、それがお客様に価値として受け取られた結果が、継続利用や追加契約という形で事業成果にもつながっていきます。
つまり「こうなりたい」という未来像(サクセス)に向けて一緒に走っていく、「伴走支援」のスタイルに強く惹かれました。
これは行政保健師時代の個別支援と構造が全く同じなんです。「その方がどうすれば自分らしくより良く生活できるか」という未来を一緒に描くのですが、そのプロセスと、企業の成長を支援するカスタマーサクセスは、本質的に同じだと感じたんです。
白石:
たしかに、対象者の成功を一緒に目指すという点で共通していますね。看護師の仕事とも似ている気がします。
石川:
そうですね。特に「自立支援」という観点が共通しているのかもしれません。
看護や保健指導の現場では、「やってあげる」だけではその人のためにならず、最終的には患者さんが自分で健康管理できるようになる「自立」がゴールです。カスタマーサクセスも全く同じで、いつまでも手取り足取りサポートするのではなく、お客様が自走してサービスを使いこなせるように導く(オンボーディングする)役割を担います。 「相手の力を引き出し、自走できる状態を作る」という点に、保健師としての経験が活きていると感じます。
白石:
カスタマーサクセスの話を聞いていると、看護師と同じように課題設定と課題解決という側面があるように思うのですが、どちらに関心があるかって石川さんはありますか。
石川:
ん〜、課題設定と課題解決の両方のプロセスに深く関心を持っています。というのも、お客様自身がまだ「何が本当の課題か」に気づいていないケースも多いんです。「課題はなんですか」と聞いても、明確な言葉が出てこないこともあります。 だからこそ、対話を通じて「見えていない課題」を掘り起こして課題設定し、そこから解決策を一緒に実行する。この一連の流れをデザインすることに、面白さとやりがいを感じています。
分業制から一気通貫へ、3社で経験したカスタマーサクセスの違い
白石:
石川さんは現在3社目のカスタマーサクセスを経験されているとのことですが、それぞれどのような違いがあると思いますか。
石川:
最も大きな違いは、会社の従業員規模と、それに伴う「役割分担」です。前職は500人規模の会社で、カスタマーサクセスの仕事も分業制になっていました。導入支援、活用支援、契約更新支援というように、フェーズごとに担当者が分かれていたんです。私は主に導入支援を担当していましたが、お客様のその後の成果までを見届けるのが難しい側面もありました。
一方で現在は、一気通貫でお客様を担当しています。導入から成果の創出、そして契約更新まで、ずっと同じお客様を担当し続けるスタイルです。さらに、長期的な関係の中で得た「現場のリアルな声」をすぐにプロダクト改善に還元できる点にも、今のフェーズならではの「事業を作っている手触り感」と面白さを感じています。
白石:
現在のヘルスケア企業で働く魅力はなんでしょうか。
石川:
大きく2つあります。 1つ目は、やはり事業ドメインが私の原点である予防やヘルスリテラシー向上と合致していることです。前職のIT企業で培ったCSの知見を、自分が最も情熱を持てる健康の分野でフル活用できることに、大きなやりがいを感じています。
2つ目は、一気通貫で担当できるからこそ、お客様の「想い」の深さに触れられることです。 導入企業のビジョンだけでなく、支援を通じてご担当者様としての「従業員の健康を守りたい」という切実な願いや、時には自身の原体験など、深いお話を伺うことがあります。 そうした想いに触れるたび、全力を尽くして伴走したいという気持ちが強く湧いてきますね。
白石:
保健師の資格を持ちながら、ヘルスケア企業で「社会のために」という視点で働くことについて、どのように考えていますか。
石川:
社会全体へのインパクトという意味では、まだまだ「挑戦の途中」ですね。 目の前の一人を救うことも尊いですが、私の目指すところは「社会の仕組みそのもの」をアップデートすることです。現在の会社はまさに「社会を健康に。」というミッションを掲げているので、まさに今その実現に向けて取り組んでいる最中です。いつか必ずそのミッションを達成し、社会に大きな変化を起こせるよう、走り続けたいと思っています。
「死んだらなにが残る?」モロッコで学んだ異なる価値観を受け入れること
白石:
それでは本題の質問カードを準備しましたので、こちらから選んでいただけますか。
石川:
右から6番目で。
白石:
「人とのかかわりの中で大切にしていることはなんですか」ですね。
石川:
一言で言うなら、「自分と異なる価値観へのリスペクトと受容」です。
人はそれぞれ全く違うバックグラウンドを持って生きています。時には自分と意見が合わないこともありますが、その考えに至るまでの背景には、その人が歩んできた人生や経験が必ずあります。 だからこそ、「そういう考え方があるんだ」と一旦フラットに受け入れ、その違いを面白がることを大切にしています。
白石:
一旦受け入れることを大切にしている、そのような考え方はいつ頃から身についたのでしょうか。
石川:
原点は、大学時代のバックパッカーとしての経験です。 インドやアフリカなど様々な国を訪れる中で、最初は日本との環境の違いに衝撃を受け、「便利な日本の方が幸せではないか」と、自分の尺度だけで物事をジャッジしてしまっていました。
でも、現地の方々と接するうちにその考えは覆されました。物質的な豊かさとは関係なく、彼らは驚くほどエネルギッシュだったからです。それを見た時に、日本はモノには恵まれているけれど、心の豊かさはどうだろうか……と、自分の中にあった「幸せの定義」が大きく揺さぶられました。
白石:
豊かさや幸せの基準が違うということに気づかれたんですね。
石川:
はい。さまざまな環境に置かれている人がいますが、彼らにとって「物質的な不足」は、必ずしも「不幸」ではないのだと感じました。自分とは違う価値観や幸せの形があることを、肌で感じたんです。
特に印象に残っているのが、モロッコの砂漠を旅した時のことです。 案内してくれた現地のガイドさんと話していた際、学生だった私は「日本では頑張ればこれだけ稼げる」といった、いわゆる「経済的な豊かさ」こそが幸せの近道だと熱弁していました。
すると彼が、静かに私に問いかけたんです。「でも、あなたが死ぬ時に、そのお金は残るのか?」と。「お金はあの世へは持っていけない。最後に残るのは、誰とどう過ごしたかという『経験』や、家族への『愛』だけだ」と。
その言葉にハッとさせられました。私は「持っているもの」で豊かさを測ろうとしていたけれど、彼は「どう在るか」を大切にしていた。 どちらが正しいということではなく、全く異なる価値観が存在し、正解は一つではないということ。 この時の学びは、顧客一人ひとりの成功に向き合う今の仕事においても、私の根底にある大切な指針になっています。
違和感を大切にし、行動に移すこと
白石:
それでは最後に、「あなたが後輩の看護師(保健師)に伝えたいことはなんですか」という質問です。
石川:
2つあります。 まず、自分の違和感を見逃さないでほしいということです。 違和感を感じたとき、見なかったふりをして蓋をするのではなく、そのモヤモヤを大切なサインとして受け止めること。 そして次に、違和感を抱いたら、言語化して行動に移すことです。
白石:
それは石川さんのなにか失敗体験に基づいているんでしょうか。
石川:
いえ、逆で成功体験ですね。違和感を持ったときに、見逃さずに「なぜ今の環境にモヤモヤするのか」を言語化し、行動に移してきたからこそ、納得のいくキャリアを歩めていると感じています。
たとえば、冒頭でお話しした行政保健師のときのことです。本当に些細なことなんですが、「チャイム」に対する違和感も転職を考えるひとつのきっかけであったと思います。
時間通りにチャイムが鳴り、決められた枠組みの中で動く。それは組織運営において大切なことですが、ふと「私はこの先もこのリズムで働き続けたいのかな?」と疑問が湧いたんです。
白石:
その違和感から、具体的にどのように行動に移されたんでしょうか。
石川:
「なぜチャイムに違和感を持つのか?」と深掘りしていくと、単に音が嫌なわけではなく、「時間や制度で区切るのではなく、もっと自分の裁量で本質的な解決に動きたい」という欲求があることに気づきました。
冒頭でお話しした「予防の限界」を超えるためには、枠組みの中で待つのではなく、自分から柔軟に動ける環境が必要だったんです。最終的にベンチャー企業への転職という選択肢に行き着いたのも、一見些細な「チャイムへの違和感」から自分の本音を紐解いていったおかげで、自分にとってベストな選択ができたのだと思います。
白石:
その違和感から行動に移すまでのプロセスで、石川さんが大切にしていることってありますか。
石川:
あえて他者に壁打ちすることですね。 自分一人で考えていると、どうしても視点が偏ってしまいます。 先ほど(海外旅行の話で)お話ししたように、人によって価値観は全く違います。だからこそ、家族や信頼できる友人に「今こういう違和感があるんだけど、どう思う?」と率直に相談し、自分にはない「客観的な視点」を取り入れるようにしています。
白石:
なるほど。私はあまり人に相談できないというか、人の話を聞くよりも自分で考えて決めちゃうタイプなんですけど、石川さんは受け入れる箱がしっかりしているのかもしれないですね。
石川:
いえいえ(笑)。 ただ、アドバイスはもらいますが、最終的な意思決定は必ず「自分」で行います。 多様な意見を材料にしながらも、最後は自分が納得してジャッジする。その繰り返しが、後悔のないキャリアにつながっているのだと思います。
白石:
石川さんの異なる価値観を受け入れながらも、自分の軸を持って行動する姿勢、そして保健師としての経験をカスタマーサクセスという新たな分野で活かしているお話が印象的でした。今日はありがとうございました!
インタビュアー・白石弓夏さんの著書
私もエールをもらった10人のストーリー
今悩んでいるあなたが元気になりますように
デジタルアートや3Dプリンタを看護に活用したり、看護をとおして一生の出会いをつかみ取ったり、在宅のほうが担い手が少ないから訪問看護に従事したり、苦しかった1年目のときの自分を手助けできるようにズルカンを刊行したり、医療と企業の橋渡しをするためにスタートアップに就職したり、悩みながらも新生児集中ケア認定看護師の道をまっすぐ進んだり、ロリータファッションモデルとして第一線で活躍しながら看護師を続けたり、目的に応じて疫学研究者・保健師・看護師のカードをきったり、社会人になってから「あっ、精神科の看護師になろう」と思い立ったり……。
さまざまな形・場所で働く看護師に「看護観」についてインタビューしようと思ったら、もっと大事なことを話してくれた。看護への向き合い方は十人十色。これだけの仲間がいるんだから、きっと未来は良くなる。「このままでいいのかな?」と悩んだときこそ、本書を開いてほしい。
目次
◆1章 クリエイティブな選択肢を持つこと 吉岡純希
◆2章 大きな出会いをつかみ取ること 小浜さつき
◆3章 現実的な選択肢をいくつも持つこと 落合実
◆4章 普通の看護師であること 中山有香里
◆5章 ものごとの本質をとらえる努力をすること 中村実穂
◆6章 この道でいくと決めること 小堤恵梨
◆7章 好きなことも続けていくこと 青木美沙子
◆8章 フラットに看護をとらえること 岡田悠偉人
◆9章 自分自身を、人生や仕事を見つめ直すこと 芝山友実
◆10章 すこしでも前を向くきっかけを作ること 白石弓夏
発行:2020年12月
サイズ:A5判 192頁
価格:1,980円(税込)
ISBN:978-4-8404-7271-5
▼詳しくはこちらから
