臨床でひと通りの経験を積んでこれからのキャリアプランについて考えている看護師のみなさんに向けて、これまで臨床11年の経験に加えて、YouTubeでの性教育の発信、企業研修講師などフリーランスとしてもさまざまな活動を展開されているマッキーさんの「ヒントになるお話」をお届けします。




こんにちは看護師マッキーです。

今回は、これから病院以外の場所でフリーランスとして働きたいと思っている人に、どのように収入を得ていくかを考える際に役立つお話をしたいと思います。

ぶっちゃけお金はたくさん欲しいと思うのが人間の性。しかし身体は1つだし、1日24時間であることは変わりません。そこで今回は、時間のないなかでいかに最小の労力で稼げるか、またそのためにはどうすればいいのかについてお話しします。

結論は、「パソコンスキルを身に付けないと確実に積む」ということです。厳しい言葉ではありますがその理由を解説していきます。

1.収入は○○に比例する

みなさんは、一般的に収入(売上)はどのように決まるかご存じですか? これには計算式があるんです。それが「売上=客数×客単価」です。もし仮に皆さんが500万円稼ぎたいと思ったときに、まず決めなければならないのは「客単価」です。1万円の単価にするのであれば500人集めればOK。5万円にすれば100人でOK。こんな具合です。

保健医療施設で働いていると学ぶ機会はありませんが、ほとんどの場合、売上の計算はこの式で成り立ちます。モノの値段というのはピンキリで、買う側になって考えると「割に合わない」と思うものもあれば「これはお得!」と思うものもあります。

つまり、どんな値段を付けたとしても「高い」と感じる人もいれば「安い」と感じる人もいて、その割合がどうなるかは値段を付けてみなければわからない面もあります。そのため、これは私自身の主観も入りますが、最初はできるだけ多くの人を集客すれば、値段(コスト)を下げることができるので、「これはお得!」と感じてくれる人も増えます。すると口コミやレビューが人を呼び売上が増えます。もしみなさんが多く稼ぎたいと思うのなら、まずはお客さんの数を増やすことを意識してください

2.対面よりもオンラインの方が稼げる

では少し具体的なお話をしましょう。例えば個別指導塾のように1回60分の指導を3人に行い6時間働く場合と、オンライン講座で1回60分の指導を一気に50人に行う場合、客単価によほど差がない限りは圧倒的に後者のほうが売上が高くなります。また、オンラインであれば動画収録したものを再度流すなどコンテンツとして再利用、再活用したり、受講者に対してLINEでチャット対応するなど、1回講義をしたらプラスアルファで提供できることがあるためより稼ぐことができるのです。

オンラインで実施した場合、慣れていない方からは「温かみがない、相手をよく見ていない」といった否定的な言葉が聞こえてきます。確かに非言語コミュニケーションを感じるには対面がいちばんですが、受講者のお財布事情を考えると優しいのはオンラインです。

例えば、売上目標を1日36万円とします。先ほどの個人指導塾の60分の値段を1万円で計算すると、60分×3人×6時間=1日の売上18万円で売上目標に届きません。この場合、値段を2倍にすることでクリアできます。

一方、オンライン講座は60分で一気に50人に届けることができます。同じく売上目標36万円として、6時間働くとしたら、受講者1人の受講料は1,200円で売上目標に達します(1,200円×50人×6時間=36万円)。受講者にとっては1,200円で受験勉強が捗るのであればコスパがいいと評判になり、さらに人が集まってきます。

仕事のほとんどをオンラインに切り替えている私の経験から言うと、この個別指導塾とオンライン講座の比較はまったく極端な例ではありません。これまでさまざまなリサーチをしてきましたが上手くいっているサービスの仕組みは大体こんなものです。

3.できない言い訳をクリエイティブに探すのをやめよう

ここまでお話ししてきたようなオンラインでの仕事はもちろん、現場や対面の仕事であっても、パソコンスキルを高めることが効率的な収入増につながります。そのため、もしパソコンスキルに自信がないということであれば、いまからでも学ぶことをおすすめします。いま学ぶことで、それが将来、体力が低下したり病気をしたときでも1つの収入となってくれます。そういった意味ではパソコンスキルはお守りとも言えるでしょう。

ちなみに、年齢が何歳かなんて学ぶうえでまったく関係ありません。むしろ、言われたことに関して素直になり、できない言い訳をクリエイティブに探さないほうがよっぽど大切です。パソコンスキルはオンラインでも安価に学ぶことができますので、ぜひトライしてみてください。




看護師マッキー

1985年生まれ、看護師。日本メンズヘルス医学会所属。約11年間看護師として勤務(小児科10年、泌尿器科6年)し、独立。看護師国家試験対策予備校や都内看護学校で教鞭をとる傍らYouTuber、性教育講師としても活動。自らが運営する「看護師マッキー【メンズヘルス専門チャンネル】」は登録者数10.2万人、5000万再生を超える(2024年1月現在)。主な著書として「メンズヘルスナースがこっそり教える教養としての射精」(ライフサイエンス出版)。産経新聞をはじめメディア多数出演。
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