看護力検定チャレンジテスト|#003

▼バックナンバーを読む

事例

Aさん(75歳、女性)は、28歳で交通事故で負傷した際に輸血歴があり、50歳のときに慢性C型肝炎CH(c)と診断されました。そして外来通院中、2年前に肝硬変(LC)と診断されました。2週間ほど前より倦怠感、食欲不振がありましたが、生活にさほど支障がないため様子をみていたところ、ここ数日で下肢の浮腫、腹部膨満感が増強し、家族より皮膚の黄染を指摘され、本日受診しました。

問題

Aさんは腹部エコーの結果、多量の腹水貯留を認め、腹水コントロールのため入院となりました。Aさんに対する生活指導としてとして正しいのはどれでしょうか。
<正解率86%>

(1)体重を毎日測定すること。

(2)積極的に体を動かすこと。

(3)良質の蛋白質を多く摂ること。



… 正解は …











(1)

解説

(1)⇒腹水や浮腫の増強を体重で目安としてみることができます。
(2)⇒腹水があるということは、非代償性の肝硬変と考えられ、肝庇護の観点からも、積極的な活動は勧められません。
(3)⇒非代償性の肝硬変の場合、蛋白質は制限する必要があります。

Aさんの肝硬変の病期は、腹水貯留していることから非代償期であると思われます。その上で、どのような生活が推奨されるか考えてみましょう。