持続可能な開発目標“SDGs”|大事なことはぜんぶ臨床で学んだんだ|mizuki|#049

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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「最近気になるワード」です。

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新年が始まりました。
私は看護師人生で初となる「年越し夜勤」をしました。
いままで不思議と年越し夜勤は当たらず、看護師11年目にして初めてでした。
大晦日や元日の日勤に比べ、そんなに嫌な感じはしませんでしたが、やたらと荒れた夜勤でした。
「年越し夜勤は毎年平和」と聞いていたので、今年でその伝説を終わらせました。
できることなら今年はやりたくないですね。


さて、新年最初のテーマですが、「SDGs」を取り上げたいと思います。
いろいろなメディアで取り上げられているSDGs。
国連が定めた2030年を達成する年限とした達成可能な開発目標のことです。
これ、国が主導するものではなく、個人一人ひとりにも行動が求められています。


なぜ僕がSDGsを意識しはじめたかと言うと、自分が運営にかかわっているNPOで勉強会の資料を作っているとき、このSDGsをベースに勉強会をしようとしたんですが、開発目標の3つ目に「保健」ってあったんです。
まあ、国連の発表するものに保健という文字があって当然だとは思うんですが、看護師の仕事ってめちゃくちゃ「保健」にかかわっているじゃないですか。
またこれを深く調べていくと新生児死亡率や感染症対策など具体的な数値目標が含まれています。
私たちが看護師として仕事をするだけでもSDGsに協賛していると言っても良いですよね。
一般の人たちより行動しやすく、参画しやすい立場にいることってうれしいことだと思います。
いきなり貧困の解消や男女平等を実現する立場にはなかなかなれないですから。


私はこども食堂を立ち上げた経験があります。
また現在運営に参加しているNPOを通じ実感することは、日本でも貧困や飢餓、教育機会の損失、ジェンダーの不平等さは存在します。
明日の食事もままならない家庭も多く、学校の長期休暇で給食がなくなるぶん体重が減少する子どもも珍しくはありません。
また障害があることで働く場所がなく、それにより社会とのつながりを失っている人もいます。
私の性格がてんびん座だからかもしれませんが(?)、SDGsの10個目の「不平等」はすこしでもなくしたい。
だから病院で働く以外にも、すこしでも多くの人のためになりたいと思い、活動しています。


最近は至るところでSDGsと聞きますが、案外自分に関係あります。
達成年度は2030年。
僕の力尽きるのが先か、2030年が先か。
達成うんぬんにかかわらずどんな未来になるんでしょうね。

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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ10年目看護師(@c_mikzuki

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。 

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