「在宅用人工呼吸器輸入販売企業さんと呼吸療法の困りごとを話そう!」をテーマに開催します。

日時:3月12日(土)10:00~11:30
Zoomによるオンライン開催

※申し込み方法は最後にご案内します。

第1回の研究会が大盛況に開催されたことから、これに続いて第2回を!と世話人で話し合い、第2回の研究会のテーマは「人工呼吸器」でいこう!となりました。

在宅医療の高度化とともに、ご自宅で人工呼吸療法を行うお子さんが急増しています。小児では気管切開による人工呼吸管理が多く、前回テーマにした「ポータブル吸引器」もなくてはならないものです。

「分泌物管理なくして呼吸管理なし!」
と筆者はセミナーや講演で伝えていますが、空気に水分を含ませて運ぶということは、実はとても難しいのです。

この原稿を書いているのは2月ですが、「水を運ぶ」にはとても難しい時期です。それは、自宅という環境がとても寒くて水分を含んだガスが冷やされて多量の結露を起こしてしまう時期だからです。

ですから、この時期は「分泌物が固い!」と困っている患者さんやご家族が多いのです。

こんな悩みを解決することも一つのテーマになりますが、最近、在宅で過ごすお子さんたちは、飛行機に乗って旅行に行ったり、海に行って泳いだり、ディズニーランドに行ったりなどと、活動の幅がとても広がっています。

今はコロナ禍なので、難しい部分もありますが、それでも、自宅とは違う環境や移動を伴うと、人工呼吸器の使用にあたって自宅とはまた異なる悩みが増えるわけです。

ということで、こんな悩みを一つでも解決しようと、第2回は、在宅人工呼吸器を輸入・販売・レンタルをしている企業さんをお呼びして、いろいろと語り合おうということになりました。

呼吸器のこと、回路のこと、加湿のこと、何でもOK。 みんなでより良い呼吸管理を求めて語り合いましょう。

患者さんご本人やご家族の参加はもちろん、さまざまな医療資格を持つ方、ヘルパーさんや保育士さん、在宅医療に関わる企業の方、その他、在宅医療をサポートしているすべての方々のご参加が可能です

自由討論の時間も今回はたっぷり取ろうと思っておりますのでぜひ、ご参加ください!

ご参加された方々への小さなプレゼントとして、ミニレクチャーも企画します。「人工呼吸器・院内用と在宅用の違い」というテーマで在宅人工呼吸器の良いところ、悪いところを知ってもらい、日々の呼吸器ケアに役立ててもらえばと思います。

参加費は無料です!
下記をクリックしてお申し込み下さい。
第2回 KIDS Home Care Device研究会 | Peatix

定員は80名、
第1回は満員でしたのでお早めに!

ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

新型コロナ病棟ナース戦記

松井 晃
KIDS CE ADVISORY代表。小児専門病院で35年間働き、出産から新生児、急性期、 慢性期、在宅、ターミナル期すべての子どもに関わった経験をもつ臨床工学技士。メディカ出版のセミナー講師も務め『完全版 新生児・小児のME機器サポートブック』などの著書がある。KIDS CE ADVISORYのHPは▶医療コンサルタント | Kids Ce Advisory