「乳房ケア外来を担当しているけれど、自分の技術にどこか不安がある」「初回授乳支援がうまくいっているのか確信が持てない」「母乳率を改善したいのに、どこを見直せばよいのかわからない」そんな助産師さんに向けて――約7万人の母乳育児を支えてきた助産師・宮下美代子先生が、写真と動画で“実際のケア”を見せながら、乳房ケアの本質を丁寧に解説しました。本書の魅力を編集者にインタビュー!Q&A形式で紹介します。
この本はどんな人におすすめですか?
以下の方々に、特におすすめです。
・いま乳房ケア外来を担当している、または今後、担当したいと思っている助産師
・自分の乳房ケア技術に自信が持てないと感じている助産師
・分娩介助を行っていて、早期母子接触や初回授乳支援を行う機会のある助産師
・母乳率の伸び悩みを感じている産科クリニックの院長やマネジャーで、助産師の学習教材を探している方
どんな内容を学べますか?
宮下先生の約7万人の支援経験をベースに、「聞く・見る・触る・話す」を繰り返しながら進んでいる乳房ケアのプロセスを、誌面と動画の両方で学べます。
動画は12本(合計93分)で、実際の乳房ケアの場面を先生の声とともに視聴できます。先生がお母さんにお声がけしている内容・話し方もとても参考になると思います。
写真が多く掲載されている本文では、動画では見逃しがちなポイントを補足しています。動画と写真・本文の相互補完で、理解が深まります。
宮下先生のケアの特徴はどんなところですか?
いちばんの特徴は、とてもソフトでやさしいタッチだと思います。指先はもちろん手のひら全体を繊細に使って、乳房や身体の状態を丁寧に読み取り、ケアを行います。お母さんの話を聞いて、乳房・身体を見て、触れて、また尋ねて対話し…と、アセスメントとケアが途切れず行われている様子が、動画でよくわかります。
“乳房だけでなく身体を見る”とはどういう意味ですか?
宮下先生のケアでは、乳房の状態を見るだけでは終わりません。乳房に張りやむくみがあるときは、足も見て、冷えや張り、こっている部分がないかまで確認します。腰痛につながる兆候を判断し、セルフケアや簡単な体操までその場で伝えます。 また、経産婦さんでは、上の子どもがいる家での生活などを見越して、状態の診断(アセスメント)とケアを行います。
この本はどんな構成ですか?
乳房緊満や乳管閉塞、感染性乳腺炎だけでなく、早期母子接触や初回授乳支援、さらに身体のみかたや乳がんを疑うポイントまで、幅広く網羅されています。
1. 身体のみかた(下半身/上半身/妊婦健診)
2. 早期母子接触
3 .初回授乳支援
4 .産後の乳房の変化
5. 病的乳房緊満
6 .乳管閉塞(乳栓/白斑)
7. 感染性乳腺炎
8 .膿瘍形成
9 .乳がん
この本のとっておきの魅力はどこですか?
動画では、宮下先生のとてもやさしい“癒しの声”が聞けます!
助産師の心をつかむ素敵な言葉がつまった序文から、一部を抜粋して以下に紹介します。
助産師の「手」には、日々の臨床で向き合ってきた経験値がそのまま表れます。対応を積み重ねていくことが、技術のスキルアップとなり、結果として症状の改善を導き、それが確かな技術となりエビデンスと一致してくるようになっていくのです。
日々のケアにおいて、焦る必要はありません。目の前の一人ひとりの声に耳を傾け、丁寧に触れ、乳房の状態を深く観察し続けること。その積み重ねこそが、母親の状態を正しく判断する力を養い、いつか必ず「迷わない手」へと導いてくれます。
さらに、3月7日(土)10時00分~11時30分に宮下先生のライブ配信セミナー開催決定! “癒しの声”を聞けるだけでなく、日頃の疑問を宮下先生に直接質問することもできます。お見逃しなく!!
書籍のご案内
動画12本93分付き!
初回授乳支援から乳腺炎重症化例まで
みやした助産院 院長 宮下美代子 著
発行:2026年3月
サイズ:B5判112頁
価格:3,960 円(税込)
ISBN:978-4-8404-9100-6
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