メディカ出版が運営する看護管理者向けの情報提供サイト『看護管理サポート』の記事を紹介する「for MANAGER」。今回は好循環をもたらす組織運営について理解が深まる記事のご紹介です。





記事のタイトルにあるとおり、組織運営は「緊張」と「緩和」のバランスがきわめて重要であって、職場の緊張状態が高まることは、ミスや事故を増やし、メンタル不全や離職を増加させる要因となるそうです。

ところが、マネジメント側は、階層が上がるほど結果責任を問われるため、結果を出すために部下の行動にフォーカスを当てがちです。もちろん、それによってメンバーの行動が改善され、チームの結果が上がれば問題ありませんが、厳しい状況下では、むしろ行動にフォーカスすればするほど「笛吹けど踊らず」の状況に陥りやすくなります。

タスクや結果に囚われすぎず、一見遠回りにも見える、人と人とのコミュケーションの質を高め、集団としての絆を深めていく取り組みが、いま求められていると著者は言います。

自身が所属する組織、マネジメントする組織は、どのような循環モデルになっているになっているのか、改善すべき点はどこにあるのか、本連載から新たな視点を得てはいかがでしょうか。ぜひ『看護管理サポート』サイトでご覧ください。

また本連載で、マネジメントする上司の立場から「指導の難しい部下」とどう向き合うかを取り上げた第5回の記事がたいへん好評です。部下に自分の言葉が届かないと感じたとき、届かないのは選んだ言葉ではなく、部下の価値観や背景に対する自身の理解に課題があるかもしれません。ぜひ合わせて『看護管理サポート』サイトでご覧ください(下記のリンクからアクセスください)。

■連載『VISIONARY-KANGOBU』配信済みラインナップ(2024年8月24日現在)
第1回 組織運営は「緊張」と「緩和」のバランス
第2回 ネガティブ・ケイパビリティ ~不確実性や曖昧さを許容する力~
第3回 どうしたら対立を乗り越えられるのか ~討論からダイアログへ~
第4回 カルチャー(組織文化)を問い直す
第5回 難しい部下とどう向き合うべきか








【紹介した記事の著者】
渥美崇史
株式会社ピュアテラックス代表取締役
大学卒業後、(株)日本経営に入社。ヘルスケアの業界を中心に人事コンサルティングに従事する。その後、人材開発・組織開発の分野に軸足を移し、リーダーシップ開発や組織変革に取り組む。2018年に(株)ピュアテラックスを設立。






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