メディカ出版が運営する看護管理者向けの情報提供サイト『看護管理サポート』の記事を紹介する「for MANAGER」。今回は人材管理に必要な「採用戦略」「データ最適化」「チームビルディング」「勤務シフト管理」「人材評価」等について理解が深まる動画連載のご紹介です。
組織の競争力や持続的な成長にとって、かつてないほど人材管理が重要となっています。多様化する働き方や技術革新、労働市場の変動に対応するために、戦略的な人材管理が不可欠です。看護や医療の分野でも、労働環境の変化や人材不足に対応するために、管理者が適切な人材管理を行うことが組織全体のパフォーマンスを左右します。
では「人材管理」とは、いったい何を指すのでしょうか？
看護管理における人材管理とは、組織の目標達成を目的とし、看護スタッフの採用、育成、評価、配置、維持を一貫して計画・実行するプロセスのことを言います。
これによりスタッフの能力を最大限に引き出し、組織の目標に結び付け、組織の成長を促進します。そして、スタッフのモチベーションを高め、働きがいのある環境を作ります。
人材管理に必要な要素として、以下の7つが挙げられます。
・採用と配置
・能力開発と育成
・評価とフィードバック
・労働環境と福利厚生
・労務管理と法的対応
・組織文化とコミュニケーション
・人材維持と従業員満足度
第一回目の講義動画では、「採用と配置」「能力開発と育成」についての大枠を掴むことができます。
■■連載『今さら聞けない看護管理職の人材管理』配信済みラインナップ（2024年11月11日現在）
人材管理とは①
人材管理とは②
【講師】
医療法人純正会名豊病院看護部 看護師長
大手の急性期病院を経て、医療法人に入職。病床機能の転換に伴い、看護部の中心となり病院の診療報酬やマニュアルについて整備を行った。20代で病院の看護課長として、医療経営・事業戦略などに携わる。現在、医療法人純正会へ入職し、経営改善や看護部のマネジメントを行っている。また医療経営・医療政策を軸にしたシンクタンクで、客員研究員として携わる。専門は医療経営、看護管理など。
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