メディカ出版が運営する看護管理者向けの情報提供サイト『看護管理サポート』の記事を紹介する「for MANAGER」。
今回は、2026年2月にスタートした新連載「経営視点を育む! 両利きの看護組織をめざすMBA講座」をご紹介します。
近年、企業経営の分野では「両利きの経営(ambidexterity)」という概念が注目されています。
看護現場では、標準化や安全、法令遵守といった“守る”取り組みがとても大切です。
また一方で、社会の変化、人材不足、ICTの進化などへの対応といった“攻める”取り組みも欠かせません。
「両利き」とは、いまある強みをしっかり磨く「知の深化(exploitation)=守る力」と、新たな価値を創出する「知の探索(exploration)=攻める力」を
同時に進めていく考えかたのことです。
看護における「知の深化」は、看護の質の向上や標準化、患者安全といった伝統的な価値を磨き上げる活動です。
クリニカルラダーを用いて看護実践を可視化したり、リスクマネジメント研修やインシデント再発防止策の体系化、ケアプロセスのマニュアル化などがこれにあたります。
一方の「知の探索」としては、新しい看護実践の創出、ICTやAIの活用などが挙げられます。
「探索」を欠けば組織は時代に取り残され、「深化」を欠けば安全と品質が損なわれてしまいます。
そのため、看護管理者には、普段の業務をしっかり支えつつ、現場がチャレンジできる環境を提供するためのマネジメントが求められています。
本連載では、MBAの視点から「両利きの組織づくり」を学び、看護管理の現場で活かせる経営の知恵と実践力を育みます。
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第1回 “守る力”と“攻める力”を看護にどう活かすか
【紹介した記事の著者】
1995年京都府立医科大学卒業・第3内科入局、2002年京都府立医科大学大学院医学研究科博士(医学)取得。2008年市立奈良病院消化器科部長、 2012年京都府立医科大学大学院生体食品機能学講座講師、2013年京都府庁知事直轄統括産業医などを経て、2015年に英国国立ウェールズ大学経営大学院MBA in Healthcare Managementを取得。2023年より現職。
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