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“スケジュール管理”

どの職種でも必ずくっついてくる業務ですね。

うまくいけば仕事を効率よくこなせる。
うまくいかなければ要領悪くなるし最悪の場合、信頼を失う。

そのため、スケジューリングは慎重に行う必要があると思います。

わたしは大きく分けて3つの職種を経験していますが、それぞれスケジューリングする内容がまったく違いました。

病棟看護師時代は、その日1日をいかに効率よく回れるかを考えてスケジューリングしていました。
1日の流れになるので、長～い線を縦か横に引き、時間でやることを組み入れていました。
時間でやらなくてもいいけどやらないといけないことは別枠に記入。
また、とつぜん患者さんや同僚に依頼されてやらなきゃならなくなったことも、そこに追記していきます。
終了後は太線で消すと、残っている業務がわかりやすくやりやすかったです。

訪問看護師時代は1週間～月ごとのスケジューリングが必要でした。
たくさんの利用者さんがいるので、どの利用者さんがいつ訪問なのかを把握するのが本当に難しい！
また、特指示（特別訪問看護指示書のことで、頻繁な訪問が必要だと医師が判断した場合、制限のない訪問が可能となる）が出た際は訪問がごっそり増えるので、また訪問スケジュールの組み直しとなります。
利用者さんが増えれば増えるほど、管理も大変になります。
なので、訪問スケジュールは、ステーションにありがちな大きな“ホワイトボード”と“視覚”をかなり駆使して組み立てていました。

ホワイトボードはとても便利で、書き込みができるし色分けができるし、区画整理ができるし……。
利用者さんの訪問頻度、訪問の曜日、保険の種類はホワイトボードを見れば分かるようにしていました。
ただ、それだけでは効率的な訪問スケジュールは組めません。
訪問ならではですが、距離的な部分も考慮しなければなりません。
ちなみにわたしは方向感覚が壊滅的で、いつまでたっても土地勘というものが身につきませんでした。
訪問スケジュールを立てたり、報告書などを配布したりするときに非常に苦労していたのです。
そこで、大きな地図を事務所で用意していただいて、地図に利用者さんの家とケアマネさんはじめ関係各所の事業所を書き込んでいきました。
これですごくスケジューリングはラクになったのですが、はじめから方向感覚が優れていればこれらを作成する手間はなかったのかなー、と思うとなんとも言えない気持ちになりますね（笑）。

さて、現在は医療系企業に勤めております。
こちらでは、当日やること、期日が決められた大量の資料、ミーティング諸々、本当に業務が幅広いし、先々の予定まで決めなければならないこともあります。
しかも、自分だけの部署で解決するものではない。
ということで、スケジューリングがいつも以上に重要なものになりました。
そこで、恥ずかしながら初めて仕事用の手帳を購入しました。
PC内にもTO DOリストの作成とカレンダー管理を徹底しました。
とくに支障なく業務遂行できているので問題ないとは思うのですが、がっつり管理しているぶん、プライベートは抜け抜けです（笑）。

このように「スケジュール管理」とひとことで言っても、職種によって管理内容が変わるので、いろんな方法があります。
“何を管理する必要があって、どうすれば管理できるのか”を考えるようにして、自分のやりやすい方法を見つけていければよいのかな、と思います。

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fractale～satomi～
twitter：さとみ（@minisatominy）

三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。 

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