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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回は「仕事上気をつけていること」を綴っていただきました。

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仕事をしていると、いろんな場面でいろんな約束をする。

患者さんとの約束だったり。
スタッフとの約束だったり。
提出期限だったり。

それだけは本当に気を遣ったし、気をつけている。
“必ず守れ”とは言いません。

なぜなら、守ることは前提だとしても、仕事はイレギュラーの連続だし、どう頑張っても守れないことが発生する。
それは誰でもそうだと思います。

だったら“約束を守れないとき”の対応が相手との関係構築において大事だと思っています。
(もちろん、毎回きちんと守るにこしたことはありませんが)

1番わかりやすい例がドタキャン。
理由やそのときの対応によっては許せるし、許せないこともある。
よくわからない理由が続けば気持ちも離れていきます。

仕事でももちろん同じで、何か守れないときにきちんとした理由があったり、代替案を提案するなどの対応があれば“じゃあ……”となりますが、理由がなかったり、おしゃべりしてたのに“時間がありませんでした……”だったりしたら、正直あまり納得できません。

だから、“約束を守れない可能性が出てきたとき”、“約束を守れないとき”の対応はかなり慎重に行います。
具体的にはかなり言葉を選んで状況を説明することと、代わりの対応を必ず伝えることを意識しています。

患者さんとの場面でよくあったのは、緊急の対応が入り退院指導などの時間がずれ込んでしまうことでした。
この場合は、ほかのスタッフに時間をずらしてもらうよう伝言をお願いするか、対応自体をお願いするようにしていました。
必ず終わってから謝罪に行きます。
これは必ずです。
自分もそうなんですけど、最後に誠実さが伝わってくれば、気持ちがなんとなく昇華します。

仕事をしていてよくあるものは、提出期限です。
この場合必ず進捗の報告と、提出日までのスケジューリングを上司と共有するようにしています。
何か緊急の対応があってもなんとかできるように、わたしなりの対応です。
あと、上司に「仕事を振る量考えてね?」っていう無言の圧力です(笑)。

とまあ、いろいろと書きましたが結婚式はまさにいろんなトラブルがありました。
謝っても済まないレベルもあったんじゃないかと思えるくらい。
反省の嵐でした。
爆笑ものから笑えないものまでほんとハプニング満載だったのでコレはフラクタルかなんかにあげようかなと思ってます。
ゲストの皆さんは楽しんでくれてたら良いけど……。
とりま、今日はこのへんで。

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fractale~satomi~
twitter:さとみ(@minisatominy

三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。 

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