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早いもので今年最後のコラムとなりました。
2022年、みなさんにとってはどんな年でしたか？

さて今回のテーマですが、自分が情報発信してるなって思いながら記事を書いたりしたことはほとんどありません（笑）。
まあ、すこしでも文書を書いてネットに載せれば情報発信になるのかもしれませんが、あまり考えてません。

ただし逆も然りで、情報収集をするためにネットを駆使している気もしていません。
ほしい情報は教科書や参考書から得ることが多いです。
いや、たしかにネットから得られるものは多く、ちょっとでも情報を見ればそれが情報収集かもしれませんが、医療や看護の情報は基本的にはしっかりと文献を見たい派です。

ブログやTwitter、YouTubeなど、情報発信ができるツールは非常に増えましたね。
インフルエンサーなんていう言葉も生まれ、とても影響力のある人がネット上に登場しています。
大昔になりますが、インターネットがまだ普及していない時代。
パソコンを介して、しかも電話回線を通じて行われていた「パソコン通信」がとても人気でした。
ホストにつないで、チャットや掲示板に書き込みをする。
するといつの間にか返信が来たりする。
本当に一部の人たち同士がその限られた世界で情報を交換していました。
でも「情報を得る、発信する」楽しさを感じたのはそのころかもしれません。
その後インターネットの普及とともにブログ用サーバーを借りて日記を付けたり、mixiで友だちと交流したりしたのが大学生時代。
そして文字ベースから動画ベースの情報発信に変わったのが看護学生時代。
ちょうど私がニコニコ生放送で配信し始めたころですね。

Twitterも看護学生のころから始めたのですが、最初はニコニコ生放送の配信開始をお知らせするツールとしてしか使っていませんでした。
ときおり感想が来たりDMが来るみたいな。
ただそのときだけしか使っていなかったので、「いいね」とかは見たことありませんでした。
それで、看護師になってから、Twitterのアプリを変えたら「いいねが来ました」という通知が来るようになり「あ、こんな機能あるのか」とはじめて知った感じです。

今はなんだかたくさんの方にフォローされてまして、そんなに役立つことはつぶやいてないのになと思いつつ、大切にしていることがあります。

それは「こんなおっさんでも臨床で頑張ってるんだから、私もがんばろうと思われるような存在でいたい」ということです。

何度も書いて恐縮ですが、私も新人時代はたいへん苦しい思いをしました。
こんなにも看護の世界が特殊で独特だったとはと思い、日々苦しんでいました。
そういう時期があったけど、なんとか普通に働いてるし、日々悩みがあったり苦しむことがあるけど、それでも生きてるんだなと思ってもらえればうれしいなと思って。
情報発信というか「誰かの応援ができればな」と思っています。

私の好きな言葉「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」という気持ちでつぶやいています。
誰かが救われたらいいなと。


そんなわけで、今年もみなさまお世話になりました。
これからもよろしくお願いいたします。

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fractale～mizuki～
twitter：mizuki@おぬ12年目看護師（@c_mikzuki）

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋～とうきょうスカイツリー駅前。 

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