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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「『看護師』って言ったら言われること」です。

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今回のテーマは「『看護師』って言ったら言われること」です。
ちょっと変わったテーマですよね。
すこし悩みました。

たいていの場合「大変なお仕事ですよね」と言われますね。
まあ、たしかに大変ではあるのですが、どんな仕事も大変じゃないですか。
看護師が特別大変というものでもないですよね。

私からしたらコンビニの店員さんのほうが大変だと思います。
毎回違うお客さんを対応し、お客さんは買うものも違うし支払い方法も違う。
商品の受け取りに来る人もいる。
しかもお客さんからしたら「自分のしたいことができるのが当然」と思うわけじゃないですか。
あのお客さんの勢いってすごいと思います。
あれはできないな……。

看護師の仕事の大変さは「人間対人間」であることだと思います。
コンビニの店員と同じではありますが、看護師側が患者さんになにかをすることが多いですよね。
コンビニの話で言うお客さん側が看護師のような感じですね。
なので、看護師が「これから処置をします」と伝えれば、患者さん側もそれに理解を示してくれる。
しかも病棟看護となれば入院して何日か経っている患者さんはどういう人かわかりますよね。
コンビニのような一見さんではないわけです。
まだ気持ちが軽いですよね。
どういう人かわかるから。

ただ最近は本当に認知症の患者さんが増えています。
これは本当に困ってしまいます。
私は認知症が苦手で、いくつも研修を受けましたが、まったく得意にならない分野です(笑)。
認知症看護が嫌いだから、早く臨床を辞めたいなという気持ちにもなります。
しかし、そうは言っても避けられません。
なんとか認知症の患者さんの理解を得ようと、こちらの説明も平易にするのですが……本当、大変です。

コミュニケーションが円滑に取れないことって、本当に大変です。
異文化の人と話しているような感覚になります。
だってとつぜん怒り出したりするわけですから。
こちらも疲弊します。

多分看護師の仕事が大変なのは、肉体的にも夜勤があったりする以外に、認知症対応が大変なんだと思います。
個人的には認知症の対応がない小児科や手術室がいいなと思いますが、さすがにもう1から勉強はできません(笑)。

看護師の仕事ってとにかく頭を使いますよね。
処置もそうですが、優先順位だったり医師への説明だったりと、仕事中は常に頭がフル回転です。

自宅に帰ったらどっと疲れるのは、頭をつかっているから。
まあ、本当、大変な仕事ですね(笑)。

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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ12年目看護師(@c_mikzuki

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。 

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