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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回は「転職のタイミング」を綴っていただきました。

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じつはフラクタルで前にも書いたこのテーマ。
読み返してみたけど、変わってない。
わたしが本格的に転職活動を始めるのは、不信が確信になるときだ。

“不信感”のうちは、まだいいの。
期待を込めて、不信を感じる理由をぶつけてみる。
もちろん、そのぶん、しっかり成果を出す。

ぶつけた結果、良い結果になるときもあれば、悪い結果になるときもある。
悪い結果になったって、そのくらいじゃ、決定打にはならない。

やっぱり何か大きな“きっかけ”がないと、転職なんて負担のかかること、正直しない。新しい環境、新しい人、新しいルールを覚えるのも、ひと苦労だもの。

大きなきっかけ。
誰しも一度はあるのではないでしょうか。
突然糸がぷつっと切れて、“もういいやあ……”ってなる瞬間。
募っていた不信が確信になる。
職場に対してだったり、友人に対してだったり、家族に対してだったり。

わたしの場合、自分がつらいときに出したSOSが受け入れられなかったときに、この瞬間は訪れる。
この瞬間、不信を抱きつつも、信じようとしていた気持ちが一変、すべて不信になる。

信じたかったぶん、結構つらい。
まあ勝手にわたしが信じただけなので、わたしの責任なんですが。

まあ、その瞬間、即転職活動開始です(笑)。
一心不乱に探し始める。

人間関係でもおんなじ。
何となく感じる「あれ?」っていう瞬間。
それについて言わないのもいやだから伝えつつ、何かしらの決定打があったら静かに去る。

わたしの生き方は賛否あると思うけど、それで良いと思ってる。
どうしてもダメなら、最終手段、捨てるしかない。
今わたしの周りは、素敵なものばかり。
※職場は残念ながらブラックなので素敵とはいえないけど、まあそれでも過去よりかなり良いので、良し!

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fractale~satomi~
twitter:さとみ(@minisatominy

三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。 

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