看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。
「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回は「今だったら看護師としてどういうキャリアを選択するか」を綴っていただきました。
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今回のテーマは「今だったら看護師としてどういうキャリアを選択するか」です。
これまで、消化器外科、ICU、夜勤専従、派遣、訪問、CRC、CRAと幅広く経験してきました。
今は、CRA。
現場から離れたのは、他の世界を見てみたかったというのもありますが、今後の人生を考えたときに少しでも家族との時間を確保しやすかったり、結婚生活・周産期・子育てと両立のしやすい職種がいいと考えたからです。
わたしの場合、カレンダーどおりで、夜勤やオンコールがなく、体力の必要ない職種を求めました。
まあ転職したとき、そもそも相手すらいなかったんですけど（笑）。
妊娠中は諸々のマイナートラブルがあり、しんどかったのですが、在宅で対応したり、時短で対応したり、時差出勤をしたり、出張を代わってもらえたり、かなり融通を利かせていただき、すごく助けられました。
ここまでを想定して転職したので、結果オーライでした。
正直CRAは大変な職種だと思いますが、こういう点では働きやすいと言えると思います。
もちろん現場や案件によりますが。
ただ、緩めの職場を選んだので給与がべらぼうに低いのです。
これは働き方と給与を天秤にかけて、働き方を優先した結果なので、仕方ないです。
かといってずっと給与が低いままだとわたしにも生活があるので、今後は子育てなど様子を見て、もう少し厳しいけど給与が上がる現場に行くか、はたまた別の職種にするかかな、と思っています。
ちなみにCRAも看護師の知識が十分活かされるし、看護師が割と得意とする調整業務や先読みする能力はかなり重宝されました。
日々のアセスメント地獄で知らず知らずのうちに身に付いていたんだと思います。
また、現場を知っていることで無理のない計画を立てられもしました。
やっぱり無駄な過去は1つもないんですね。
やり直すとしても、今の自分の状況だったら同じ選択をすると思います。
もし、ライフプランが違えば別の選択をしていたんだろうな。
結婚や子育てをしないなら、トラベルナースとか応援ナース。
家族仲がこんなに良くなければ、海外での看護師に挑戦、とかね。
じつはこれはすごい迷ったけど、家族と遠く離れてると、有事の際の対応ができなくなるな……と思い外した選択肢です。
せっかく振り幅の大きな資格なので、ライフステージに合った仕事を選択していくのも良いのではないでしょうか。
あとは、自分の選んだ道が“正解”になるように突き進むのみ！
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三度の飯よりお酒が大好きな飲兵衛看護師。仕事終わった瞬間からが本番だと思っている。仕事は真面目な自信あり。大学病院消化器外科3年、民間病院ICU2年、公立病院脳外科夜勤専従、訪問入浴、デイ、老健など1年の派遣生活を経て、メルボルンへ10ヶ月の看護留学。帰国後から訪問看護師として働き3年目。座右の銘は「笑う門には福来たる」。根からの明るい性格を最大限に利用し、日々楽しく訪問中。マルチポテンシャライトだから特技っていう特技はないけど、強いて言えばラポール形成が無駄に得意。今までクレームや担当変更がないのが密かな自慢。ちゃっかり保健師免許所有。
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