「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。
今回のテーマは「違う意味で受け取った略語」です。
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看護師として働いているとアルファベットの略語に多く出会います。
しかし表記としての略語はあまり多くないように思います。
というのも、電子カルテへ記載する看護記録も、平易な言葉で略語はなるべく使わない方向に世の中がなっているため、そのように記録を書いているつもりです。
ただ、自分として平易な文書のつもりでも、他人からみたら略語のオンパレードなのかもしれません。
気がつけば看護師になって10年以上過ぎたので、略語を略語と思っていない自分がいるかもしれません。
そして精神科って案外略語が少ないところな気がします。
手術室、救命救急のほうが圧倒的に「略語で会話」しているように思えます。
精神科って、幅広い年齢のスタッフがいるので、あんまり略語ばかりだと、誰もわからないかもしれません(笑)。
僕は略語が好きではありません。
なんというか、略される前の言葉を覚えるのが好き。
もともとパソコンが好きというのもあり、パソコンのパーツはほとんどが機能の頭文字を取ったものですので、正式名称はとても長いが略すると3文字というのが多いですね。
CPUやSSDなんかはその代表です。
だから僕は看護でもその略語の元の言葉を知りたくなるんです。
「LAI」「OD錠」などの薬の種類は略語が多いですよね。
あと病名で言えば「S」「D」「MDI」あたりが使われるでしょうか。
正直そんなに多くの略語を使わないので、違う意味で受け取るほどの大きな失敗談はないんです。
違う意味で受け取るような略語は、危険を伴います。
相手がちゃんと把握できる文言で伝えることが、医療では大切だと思います。
共通認識の略語がどこまで使えるか、スタッフとのコミュニケーションにもかかわりますよね。
また分野や病棟によっても使っている略語が違うと思います。
どうしても略語があまり好きではない自分。
その言葉の本当の意味を知りたくなる、ちょっと面倒な大人です(笑)。
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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ10年目看護師(@c_mikzuki)
乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。
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