事例
日勤勤務の看護師であるあなたが、朝、ナースステーションのカウンターでその日の受け持ちではない患者Aさんから「今日のスケジュールを教えて欲しい」と言われました。あなたは受け持ちではなかったので、患者Aさんのスケジュールを把握できていませんでした。
問題
あなたはAさんにどのような返答をしますか。
<正解率99%>
(1)「確認してお返事いたしますので、お部屋でお待ちください」
(2)「申し訳ありませんが私にはわかりません」
(3)「受け持ちの看護師に聞いてください」
… 正解は …
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(1)
… 正解は …
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(1)
解説
(1)⇒受け持ちでなくとも、看護師の責務として、患者の疑問は解決しましょう。
(2)⇒患者の疑問に対応できておらず、この対応では患者-看護師関係を構築できません。
(3)⇒患者の立場では、受け持ちでなくとも返答を期待して聞いているので、この対応では患者-看護師関係を構築できません。
日本看護協会「看護者の倫理綱領」3 条に、『看護者は、対象となる人々との間に信頼関係を築き、その信頼関係に基づいて看護を提供する』とあります。
※2021年5月21日掲載分の再掲載です。