特集&セミナーで読む・聴く・知識が深まる!

消化器ナーシング誌2023年6号特集「さっと確認&じっくり理解 消化器術前術後のイラストマップ」と連動して、セミナー(ライブ配信/オンライン)を開催いたします! 消化器の術前・術後にはどんな危険が潜むのか? ナースの観察力アップにつながるポイントを、ドクターの視点からやさしく解説します。

今回は、セミナー講師をおつとめいただく斉田 芳久先生(東邦大学医療センター大橋病院 外科 教授)に、本誌特集とセミナーのことについてお話を伺いました。

――消化器はさまざまな臓器を担当する領域のため、術前術後にナースが観察すべきポイントが多く、複雑かと思います。術前術後の観察・ケアにおいて、ナースにはどんな心掛けが必要でしょうか?

特に術後においては、病態や行った手術により観察のポイントが異なります。各々の手術内容を理解することで、起こり得る合併症を念頭に観察することが可能になります。患者さんには心配を与えないようにしながらも細かく観察し、合併症の早期発見で医療チームでの早期の対応が可能になり、良いケアだけでなく時には患者さんの命を救うことにつながることを理解してほしいです。

――消化器ナーシング6号は、初学者や、忙しく学びの時間を多くとることのできないナースにもサクっと確認していただけるよう、イラストや図を中心とした特集企画です。本特集のおすすめポイントを教えてください。

なかなか術後に起こり得る合併症の実際を多く経験することは困難です。特集では実際のドレーン排液性状や創部の画像とイラストで実際の合併症を疑似体験することで、非常に理解しやすいだけでなく、患者さんの観察を行う際のポイントがイメージしやすくなると思います。内容を覚えるのではなく、理解し疑似体験することで知識が実践的に身に付く特集であると思います。

――最後に、受講者へのメッセージをお願いいたします。

みなさんが勤めている病院はどこも非常に忙しいことでしょう。そのような環境で非常に多くの種類の病態での消化器外科手術後の患者さんを観察し、時に緊急度を判断し対応しなければならない業務に従事することは不安とストレスがあると思います。でも外科手術で切除したり、再建したりする臓器の特徴を理解すればそれほど難しいものではありません。今回のセミナーでは、そのあたりも払拭できるようできるだけわかりやすく解説しますので、ぜひご参加ください。

申し込み受付は2023年7月20日(木)まで!

日時:2023年7月21日(金) 19時~20時(約60分)
申し込み締切:2023年7月20日(木)
※予定数に達し次第 受付終了となります
対象:医療従事者
受講料:3,000円


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