特集&セミナーで読む・聴く・知識が深まる!
みんなの呼吸器 Respica誌2024年4号特集「超図解! 人工呼吸ケアとアセスメント」(詳しくはこちら)と連動して、セミナーを開催いたします! ナースが知るべき人工呼吸ケアの必須ポイント&トラブル対応の特に押さえたい所をギュッまとめました。
今回は、セミナー講師をおつとめいただく櫻谷正明先生(JA 広島総合病院 救急・集中治療科 主任部長)に、本誌特集とセミナーについてお話を伺いました。
――「人工呼吸管理」に関する教育・講演に長年携わってきた櫻谷先生にお聞きします。同テーマに対して看護師の方がニガテ意識をもつのはどんなところでしょうか? また、ニガテ解消の糸口など、考えをお聞かせください。
日本だとICU患者の20~40%が人工呼吸管理をされています。わりと目にする機会があるかと思いますが、ちょっと前の人工呼吸器といえば英語表記がほとんどでした。もうその時点でイヤですよね。
そして1番大きな問題は、「アラームとその対応は、いつも1:1の関係ではない」ことだと思います。アラームが鳴ったらとりあえずいつも同じ対応する、なんてことありませんか? アラームと必要な対応を紐づけて整理することが重要だと思います。
――今回、連動セミナーのテキストとなる4号特集「超図解! 人工呼吸ケアとアセスメント」について、櫻谷先生にはそのプランナーもご担当いただきました。ずばり、先生から本特集のおすすめポイントをお聞かせください!
人工呼吸患者は、“人工呼吸管理をしている” だけではありません。
機械的なことに加えて、オピオイドや鎮静薬などの薬剤、経腸栄養、抜管後の嚥下評価など、いろんなことに気を配る必要があります。
本特集ではこれらの幅広い内容を、経験豊富な医師に加え、薬剤師や管理栄養士の先生方にご執筆いただきました。これ1冊に、人工呼吸患者のケアが詰まっていると思います。
――最後に、セミナー受講者へのメッセージをお願いいたします。
気道抵抗(レジスタンス)とコンプライアンスを含めた、肺メカニクス評価をしっかりと活用できるようになることが今回のセミナーの目標です。
「肺メカニクス評価」を聞いたことがない人・自信がない人は、このセミナーでしっかりと理解できるようになります。ある程度知っている人にとっても、きっと理解がより一層深まる内容だと思います。また、「VCVだけでなく、PCVでどのように評価するか」についても解説します。
「レジスタンスが高い」「コンプライアンスが低い」と言われても…… どうしたらいいか…… という人も、このセミナーの受講後には「その後に何を確認したらいいか」、自信がつくはずです!
櫻谷正明
JA広島総合病院 救急・集中治療科 主任部長
特集「超図解! 人工呼吸ケアとアセスメント」、おすすめポイントはズバリここ!
人工呼吸患者はコミュニケーションがとりづらくて不安? 「コンプライアンスとレジスタンス」なんて聞くだけでアレルギーが出る?
そんな方ももう大丈夫、人工呼吸の教育に携わること10年以上のプランナーが自信をもってお届けする解説特集です。
基礎知識はもちろん、シナリオ(症例)で学べる呼吸管理は特に必見! 幅広い内容を、経験豊富な医師と、薬剤師、管理栄養士の先生方にご執筆いただきました。
日時:2024年8月30日(金)18:00~19:00 ※ライブ配信は8月29日(木)受付終了
場所:WEB
受講料:3,000円(税込)/本誌+セミナー5,970円(税込)