一次救命処置に必要な知識と技術を習得する
日本語で「一次救命処置」を意味するBLS(Basic Life Support)では、救急通報をしてからの心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)の使用を行います。このプロセスにおいて必要な知識と技能を習得するための講座が、救急医療などに関するさまざまな学会・団体によって開催されています。講座は、救急心血管系疾患の教育において世界で最も権威ある団体とされるAHA(アメリカ心臓協会)のガイドラインに基づいて行われているものが多いです。
BLSプロバイダーは、日本BLS協会が実施しているAHA準拠の「BLSプロバイダーコース」を受講することで取得できる資格です。講座では成人への心肺蘇生法だけでなく、気道異物の除去、AEDでの除細動を学びます。また、幼児や乳児といった小児への心肺蘇生法と気道異物の除去について学びます。講座を受講後、筆記試験で84%以上正解し実技テストに合格すると、AHAのBLSプロバイダー資格カードが交付されます。講座を優秀な成績で合格すると、BLSインストラクターの資格を目指すことも可能です。
資格情報 ※2023年7月1日開催の講座の場合
(1)BLSプロバイダーコースを受講する
(2)筆記試験で84%以上正解する、実技テストに合格する
(3)2年ごとに更新する
誰でも受講可能
◎日程
2023年7月1日(土)9:00~13:30
◎会場
横浜スタジオ会場(神奈川県横浜市中区万代町2-4-1 東カンビル)
◎費用
・受講料:18,000円
・テキスト:印刷版 約6500円/電子版 約35ドル ※取り寄せに1カ月ほど必要な場合あり。事前に予習を行ったうえで受講する
※講座は年間を通じて多数開催。費用は回によって異なる。詳細はホームページ参照
・更新時期:2年ごと
・条件:有効期限内のBSLプロバイダー資格カードを持参のうえBLSプロバイダーコースを受講する
問い合わせ先
日本BLS協会
〒220-0035神奈川県横浜市西区霞ヶ丘34
TEL:045-719-4321
E-mail:info2009@blsjapan.com
Webサイト:https://blsjapan.com/