依存は、アルコールや薬物、たばこなどの物質への依存だけではありません。ゲームやSNSなどの「プロセス依存」、人間関係における「関係依存」など、私たちの身近なところにもさまざまな依存があります。しかし、その仕組みや「なぜやめられなくなるのか」を、患者さんやご家族にわかりやすく説明するのは、意外と難しいものです。
『10代の健康ガイド まんがで学ぶ 依存 ~自分を守る力を育てる』(保育社*)は、10代を対象に、こうした幅広い依存について、漫画とやさしい文章でわかりやすく解説した一冊です。
依存の種類や仕組みを知るだけでなく、依存症になってしまったときにどうすればよいのか、そこからどう抜け出すか、依存を予防するためにできること、さらに周囲の人はどのように関わればよいのかまで取り上げています。
*保育社=メディカ出版関連会社で学校図書館向け児童書を主に出版
監修:
漫画から入るから、難しいテーマも理解しやすい
各章の導入は漫画からスタート。身近な場面を通して、「自分にも関係があること」として興味をもちやすい構成になっています。
難しい専門用語に頼らず、依存のメカニズムや「なぜやめられなくなるのか」を理解できるのも本書の特徴です。子ども向けに書かれているからこそのわかりやすさは、患者さんやご家族への説明にも役立ちます。
患者さんへの説明ツールとして
小児科や精神科、心療内科、学校保健など、子どもや保護者と接する医療従事者にとって、依存について話す際の補助資料として活用できます。
クリニックや病院の待合室にも
漫画が入口になっているため、健康啓発書を普段あまり手に取らない方にも読み始めやすい一冊です。クリニックや病院の待合室に置けば、待ち時間に気軽にページを開き、依存について知るきっかけにもなります。
「依存とは何か」を知るだけでなく、自分を守る力を育てることを目指した本書。患者さんへの説明ツールとして、また健康啓発の一冊として、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
書籍のご案内
◆保健指導・総合学習にぴったり!
まんがで学ぶ10代のリアルな健康と病気のガイドブック◆
心や身体が変化する10代の子どもたちに向けた健康や病気について解説するシリーズ。各章冒頭にまんがを用意し、親しみやすく構成しております。
『依存 自分を守る力を育てる』では、「はまっている」とは異なる依存症のメカニズムや物質依存や関係依存といった依存の種類など基本的な知識を紹介。なぜ依存症になってしまうのか、依存症にならない生活のポイントなども解説します。
発行:2026年2月
サイズ:A5判 144頁
価格:3,200円(税込)
ISBN:978-4-586-08719-8
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「10代の健康ガイド まんがで学ぶ」シリーズには、「感染症」、「睡眠」テーマもあります。
