本企画では書籍『2024-2025 呼吸療法認定士“合格チャレンジ”100日ドリル パワーアップ版』に収載されている問題から1問を取り上げます。

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今回の問題は……





Q

人工呼吸器の安全管理について適切なものを一つ選べ
【問題レベル:★☆☆】

a.気管吸引の際にアラームが鳴るため、アラームが鳴らないよう設定を変更した
b.人工呼吸管理下で安定した管理を行うことができている場合、蘇生用具(用手人工呼吸用器材、気管挿管用器材、蘇生用薬剤)の常備は必要ない
c.気管挿管・気管切開下での人工呼吸管理者は、マスクによる人工呼吸管理者に比べ感染症に罹患する危険性が高い
d.消毒に関する分類において、呼吸回路はクリティカルな水準を求められる
e.呼吸回路は、安全面を考慮して人工呼吸器の装着時間に応じた定期的な交換が推奨されている




正解はこちら











[ c ]

a.×→呼吸回路への一時的な操作によってアラームが作動しても、設定を解除してはいけません。設定変更には医師の指示が必要です。
b.×→緊急事態に備え、蘇生用具(用手人工呼吸用器材、気管挿管用器材、蘇生用薬剤)の常備は必要です。
c.〇→気管挿管・気管切開下での人工呼吸管理者は、感染防御機能を有する上気道をバイパスしているため、特に感染への配慮が必要となります。
d.×→セミクリティカル(粘膜や創に接触するもの)な消毒水準が求められます。体内の無菌な組織や血管内に使用する器具は、クリティカルの分類となります。
e.×→ 2003 年のCDC ガイドラインではルーチン交換は推奨されていません1)

【引用・参考文献】
1)CDC. Guideline for Preventing Health-Care-Associated Pneumonia, 2003.

▶『2024-2025 呼吸療法認定士“合格チャレンジ”100日ドリル パワーアップ版』P93-Q89より



【執筆】
本田浩一
独立行政法人国立病院機構 別府医療センター 統括診療部 手術部
主任臨床工学技士/3学会合同呼吸療法認定士

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