本企画では書籍『2024-2025 呼吸療法認定士“合格チャレンジ”100日ドリル パワーアップ版』に収載されている問題から1問を取り上げます。
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今回の問題は……
Q
肺機能検査の測定結果について、誤っているものを選べ
【問題レベル:★★☆】
a.加齢によってRV は増加し、1 秒量は低下する
b.TV は加齢の影響を受けにくい
c.臥位は立位・坐位と比べ、RV やFRC が低下する
d.COPD は、RV は増加するがVC は減少する
e.肺線維症はRV やTLC が低下するため残気率も低下する
正解はこちら
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[ e ]
e.×→肺線維症ではRV は低下しますがTLC も低下するため、残気率(RV/TLC)は正常、あるいは上昇します。
[ココが要点!]
肺機能検査の結果は、加齢や体位、疾患の特徴によって変化する項目を押さえておきましょう。
✓ 加齢:RV、FRC、残気率、A-aDO2 は増加し、1 秒率、呼気量、吸気量、PaO2 は低下します。
✓ 測定体位:臥位では、立位や坐位に比してRV、FRC は低下します。
✓ COPD:肺の過膨張によりRV、FRC、TLC が増大し、VC、IC が減少します。1 秒率や拡散能も低下しますが、静肺コンプライアンスや気道抵抗、呼吸抵抗は増加します。
✓ 肺線維症:肺が縮むことにより、VC、TLC、FRC、RV、静肺コンプライアンスは低下します。また、間質の肥厚によって拡散障害を呈しDLCO は低下します。
▶『2024-2025 呼吸療法認定士“合格チャレンジ”100日ドリル パワーアップ版』P73-Q76より
【執筆】
福岡県済生会 福岡総合病院 救命救急センター
呼吸器疾患看護認定看護師
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