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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「失敗したあとにすること」です。

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今回のテーマが「失敗したあとにすること」。
77回目という「ゾロ目の7」のときにふさわしいテーマですね。

ところで、なぜ「7」という数字がラッキー7と言われるのでしょうか。
素数のこの数字、別にラッキーを連想する数字でもないですよね。

ちなみに今回のサムネイルに使われている写真は、東京都や神奈川県を走る京王電鉄の7777系です。
最初から7777系があったわけではなく、10両編成化の組み換えの際にできました。
鉄道マニアじゃなくてもこの存在は知られている車両で、私が撮影した日はちょうど大学入学共通テストの日。
この車両を撮影している人が何人かいました。
お守りにするんでしょうかね。
あ、いや、この車両がテーマではないですね、すみません。

失敗ってね、誰でもありますよね。
ただ、いろいろ考えるんですが、自分がそれだけ動いているから失敗があるんですよね。
家にいても動けばなにかしら失敗があったり。
ましてや、日々働いているわけです。
いろんな人とかかわる仕事をしているので、もう毎日なにかしらの失敗はあって当たり前なんです。
「失敗したくないなら動かなければいい」という持論があります。
なので、失敗できないときは無理に動くことはしません。

失敗があったいうのは、それだけ仕事をした証拠です。
仕事したからなにかしらの失敗があった。
むしろ、その仕事を任せた上司が悪いと思うようにしています。
考え方はいろいろでしょうが、それぐらいの気持ちがないと仕事が続きません。
仕事で起こった失敗をすべて自分のせいにしては、自分が潰れてしまいます。
「ほかの人がやれば自分は失敗しなかった」とか、他人の責任にしてしまうのも、自分の心を守る手段だと思います。

人間は狩りをする生き物でした。
昔、狩りに失敗すると食べてはいけなくなり命の危機になります。
だからこそ、失敗したら落ち込むようにできているんです。
そして狩りに成功すれば、大変喜べるような仕組みに脳はなっています。
だから、なにか失敗して落ち込むのって人間の本能からして当然なんですよね。

では、失敗したあとにどうすればいいか。
同じ失敗をしないようにすることです。
ただ、人間ってそうはいっても同じ失敗を繰り返しては落ち込むもの。
まあ、でもしかたないと思うんです。
人間って「癖」がありますから。
昔の人だって、毎回同じ狩りの方法で失敗してた人もいると思うんです。
でも、ちょっとずつは成功するほうにがんばろうと努力していたはず。
現代に生きる今の私たちも、同じ失敗はするけど、すこしでも成功する方向に努力すればいいんです。

なにかをするから失敗する。
それだけ活躍した証拠です。
仕事をしたってことです。
美味しいものでも食べて、忘れてしまいましょ!

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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ12年目看護師(@c_mikzuki

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。 

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