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看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」のみなさんが、毎回テーマに沿ってそれぞれの看護の足跡を残していく本企画。

「学びかたを学ぶことで看護師として生きる選択肢をふやしていく」ことをコンセプトに立ち上げたメディア「メディカLIBRARY」のスタッフが、毎回、フラクタルのみなさんにテーマを伝えています。

今回のテーマは「詰所に持っていくもの」です。

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今回のテーマは「詰所に持っていくもの」。
まあ、自分の仕事の言い方をすれば「病棟の休憩室に持っていく物」ですかね。
詰所ってなんだか鉄道関連施設を連想します。
医療従事者にとっての詰所は、ナースステーションなのか、はたまた休憩室なのかと悩みました。
 

さて、まず病院で勤務するときはロッカールームに向かいます。
ロッカールームに白衣とか入れているので、そこで着替えます。
今の時期は半袖の白衣では寒いのでパーカーを上に羽織っています。
パーカーはフードの部分にある紐を抜いています。
事故防止の観点からです。
そして、スマホと鍵だけ持って病棟に行きます。
昔はロッカーと病棟を往復するために手提げ袋にペンやノート、ポケットハンドブックなどを入れて往復していましたが、いまはすべて病棟のロッカーに置きっぱなしにしています。

これは「どこに入れたかわからない」というのを少しでもなくすため。
病棟とロッカーを移動する手提げ袋に入れたか、はたまた通勤用のバッグに入れたか、それとも病棟に置きっぱなしかということを少しでも防ぐため、「そもそも物を動かさない」ようにしています。
必要なものはすべて病棟の個人用ロッカーに入れておく。
ロッカールームには置かないというのが僕の最近のポリシーです。
 

ただ、夜勤となると話は変わります。
僕の夜勤、お菓子をたくさん持っていきます。
本当にたくさん。
ただ、自分ではほとんど食べません。
ほかのスタッフが休憩中に食べてもらえればいいなと思って。
理由はあまりないんですが、休憩室にお菓子があるとうれしいじゃないですか。
しかも、別に珍しいものではなくどこでも売っているやつ。
ただ、職場の人の好みって分かれるし、さらには時期によっても好まれるものが違います。
基本的にはしょっぱいものが好まれます。
やはり汗をかく仕事だからでしょうか。
ポテトチップスとかが早くなくなりますね。
案外甘いものって減りが遅いです。
甘いものは何個も続けて食べないからでしょうか。
なので夜勤のときは大荷物で出勤します。


訪問看護のときはノートパソコン、iPadとワイヤレスイヤホンと靴下だけカバンに入れて出勤します。
訪問で必要な道具はすべてステーションに置いてあります。
非常勤なのに荷物置いていいと言われてるので甘えさせていただいてます。
靴下は換えがあったほうがよい家もありますが、ほとんど大丈夫です。
必要なときは足袋(「たび」ではなく「あしぶくろ」で足全体を守るビニールのカバーです)をつけるので、靴下交換が必要な場面はほとんどないです。

荷物は最低限。
必要なものだけ病棟に持っていく。
でも、通勤の荷物はあれやこれやと入っているんですけどね(笑)。

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fractale~mizuki~
twitter:mizuki@おぬ12年目看護師(@c_mikzuki

乗り物好きな看護師。事務職、データベースエンジニアを経て31歳で看護師に。脳外科、回復期、精神科病棟を経験。その後は在宅医療を経験し、再度精神科病棟へ。看護師クリエイティブプロジェクト「fractale」管理者。医療メディア「メディッコ」メンバー。看護師のキャリアについて考える「ナスキャリ部!」副部長(仮)。その他多数プロジェクトに参加。好きな言葉は「まだ見ぬ誰かの笑顔のために」。好きな看護技術はひげ剃り(その他ほぼ不得意)。好きな看護業務はリーダー業務。好きな都バスの路線は【業10】新橋~とうきょうスカイツリー駅前。 

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