今までシリーズ累計受講者26,000人を超える人気セミナー「「防ぎえた死」をなくすための救急初期対応」の最新作『sideD わかる!できる!本物のアセスメント』(詳しくはこちら)がこのたびオンラインセミナーとしてリリースされました。

講師の林 寛之先生(福井大学医学部附属病院総合診療部)、side Dから新しく講師として加わった小淵岳恒 先生(福井大学医学部附属病院救急部)に、本セミナーについてお話を伺いました。






編集部:今回、SideDでは「帰宅時アドバイス」「不整脈」「マイナー救急」「心筋梗塞」をテーマにご講義いただきました。林先生、小淵先生、セミナーの聴きどころを教えてください。

小淵:僕の担当は「帰宅時アドバイス」「マイナー救急」なんですけど、アセスメントはすごく大事な部分ではあるんですけど、これって僕ら昔ドクターになったときって、先輩のやることを全部見ながら、上手な看護師さんの背中を見ながら、ずっと学んできたっていう感じです。

でも、やっぱりこのご時世、このようなWEBコンテンツや、教科書、いろんなセミナーがたくさん増えてきて、昔の「背中を見て学べ」っていうよりは、こういうものをベースに学んでいただいて、基礎を作ってくれたところで、自分の臨床の力に合わせて、プラスアルファでさらに学んでいただくといいなぁって思います。

過去から(振り返ると)、やっぱり今はいい時代になったと思っています。

編集部:うーん、ありがとうございます。林先生はどうですか?

林:僕の担当は今回、心電図ですが、心電図の教科書って山ほどあってですね、結構、難しいんですよ。それで、(このセミナーでは)基礎とか読み方とかっていうのは置いといてですね……やっぱり実践目線で皆さんが実臨床で「絶対見逃したくない心筋梗塞ってどんなパターンで来るんだっ?」「普通のST上昇じゃない場合、どうやって見たらいいんだ」とかね。そういうのを、なるべく短時間で濃縮してですね。皆さんの大事な時間を奪わないように勉強していただけたらなと思ったのが、一番大事なポイントです。

それでやっぱりですね…普通の教科書っておかしい。冷蔵庫が何で冷えるのかを説明してから、冷蔵庫の使い方を説明したり…とか。MRIの教科書なんてスピンドルが出てきますからね。スピンドルがどういうふうに回ってとか…「そんなのいいから読み方を教えてよ~」みたいな感じですよ。

だから心電図もやっぱり不整脈っていっぱい出るんだけど、人間長く生きていれば不整脈くらい出るんですよ。――ですから、「命にかかわる不整脈を、どうやって見つけたらいいんだ?」「そういうときにどうしたらいいのか?」っていうエッセンスを身につけていただいて、その上で成書を読んでいただければ、きっと皆さんの血や肉になると思います。

編集部:ズバリ「本物のアセスメント」を身につけるにはどうしたらいいですか?

小淵:えっと…やっぱり、メディカ出版さんの「side D」を、見ていただいて…あー! ゴマすりますよ(笑)



本当に何回も何回も見直すことができるので、それがやっぱりいいなって思います。実際の臨床にどう落とし込むかっていうところはやっぱり僕は非常に大事かなと思うので、そこはやっぱり経験もありますけど、やっぱ基礎ができてないとダメなので、そこに自分の臨床の経験も踏まえて、自分なりのアセスメントの仕方っていうのをさらに伸ばしていくのがいいかなって思います。

編集部:なるほど。なるほど。まずは基礎を固めてそれから、ちょっと自分なりのものを磨いていくみたいな感じでしょうか?

小淵:いいと思います。やっぱり、僕たち、昔受けてきたセミナーとかありますけど、セミナーってやっぱりもうそこで受けて終わり。(セミナーの)記憶ってやっぱりどうしても一日後、一週間後、一か月後、ほとんど残ってないので。今回の動画コンテンツみたいに繰り返し見直すことができたり、書籍化されたものがあると、繰り返し読むことで、自分のものとしてすり込んでいくっていうのが大事なのかなと思います。

林:いいこと言うなぁ。僕も受講しようかな。

一同:あはははは。

編集部:林先生はどうですか?

林:質問なんでしたっけ(笑)あっ、そうですか。「本物のアセスメント」はやっぱりですね、皆さんの現場で働いている「現場力」って一番大事だと思う。あのなんかね、ハイカラな病院だったらこんなことしてるとかいろんなこと言ってるじゃないですか……でも、病院によってニーズってぜんぜん違うので自分が今働いてるところで、本当に必要なものっていうのは、その場でしか学べないってとらえて、今働いている場を大事にしてもらって、一生懸命すれば、その場でもっとも役に立つ(めちゃめちゃ有名な大学病院のなんとかナースよりもね)あなたの病院で役に立つナースになれると思うので、現場力をつけてほしいなっていうのが一つ。

もう一つはやっぱり知的活動ですよね。勉強するっていうこと。「現場」と「机上の勉強」がこれ両輪になるので、やっぱり机上の勉強をしていかないと新しいことは学べませんので、両方大事にしてもらう。となると、あっ!こんなところに「side D」のビデオがあるじゃないですか(笑)。こういうところで学びながら実際の臨床ともうまーく知識と現場を融合させるっていうのはね、一番力をつける大事なところと思います。

“頭でっかち”の勉強ばかりしても役に立たないし。“現場だけ”でも役に立たない。両方大事だよ。で、私はできると信じてください。必ずあなたはできるようになると思います。

編集部:ありがとうございます。最後に読者の方へメッセージをお願いします。

小淵:えっと、そうですね…本当に林先生がおっしゃった通り、現場力ってすごく大事かなと思います。例えば大学病院で働いている人たち、離島で働いている人たち、診療所で働いている人たちって、確かにその地域において役割が全然違うのでその現場に応じて、現場のニーズに沿って患者さんの悩みに答えられる人になって欲しいなと思います。
確かに、あの何だろう……すごく難しいことを学んでいらっしゃる方もいますけど、やっぱり現場のニーズに即して力を発揮していただければいいかなと思います。それがこの「side D」が何かのお役に立てるといいなと感じています。

林:やっぱり皆さん勉強していて、本(活字)から得られる情報や、動画から得られる視覚情報ってやっぱりすごく大事で、セミナーの強みって“そういうところ”だと思うんです。それで、そのエッセンスを臨場感をもたせて、そして強いインパクトですね“笑い”をもってですね、皆さんの脳裏にズブズブと焼き付けていきたいなと、これからも思っていますので、皆さん、まだまだ「side Z」までありますので、本当かな?(笑) 腰が曲がっておじいちゃんになるまで頑張りますので、皆さんぜひついてきていただいて、とても優秀な「バリバリナース」になって私の老後をどうぞよろしくお願いいたします(笑)。

林 寛之
福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授

小淵岳恒
福井大学医学部附属病院 救急部 講師





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『わかる!できる!本物のアセスメント』

▼プログラム
オープニング Dr.林×Dr.小淵の前口上
CHAPTER 1 / 2 ばつぐんの予測力! これが珠玉の 帰宅時アドバイス(小淵先生)
CHAPTER 3 / 4 たった1枚の心電図が患者を救う! ① ドキドキドッキン 不整脈 編(林先生)
CHAPTER 5 / 6 クールビューティー!なアセスメント 知っ得! マイナー救急 編(小淵先生)
CHAPTER 7 / 8 たった1枚の心電図が患者を救う! ② 胸、胸がぁぁぁ・・・ 心筋梗塞 編(林先生)
エンディング Dr.林×Dr.小淵 最後のTAKE HOME Message


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