維持透析業務における初歩的な業務を遂行
日本では現在、約35万人の透析患者がいます（※）。患者数は増加を続けており、高齢化も進んでいます。このようななか、従来以上に安全で質の高い治療を提供することが求められています。
透析技能検定試験は、透析医療に従事する医療スタッフのスキルアップや身につけた知識・スキルを客観的に評価することなどをめざして、透析技能検定試験制度協議会が運営する資格制度です。
資格には1級（上級）と2級（初級）の2種類があります。2級は、「維持透析における初歩的な業務を遂行できる技能を検定」すると定められています。2級の資格は、筆記試験とバーチャル技能試験に合格することで取得できます。資格の取得後は、5年ごとに更新を行います。
※日本統計医学会透析調査委員会「図説 わが国の慢性透析療法の現況（2021年12月31日現在）」
資格情報
①筆記試験とバーチャル技能試験を受験し、合格する
②5年ごとに更新する
※バーチャル技能試験：映像等バーチャル技術を利用した模擬実技試験
下記要件のすべてを満たしていること。
①看護師、准看護師、臨床工学技士のいずれかの資格を持つ。
②透析業務に1年以上従事した経験を持つ。
◎日程
・試験日：2023年8月20日（日）10：20～15：00
・願書受付：2023年4月1日（土）～2023年7月31日（月） ※消印有効。定員になり次第締め切り
◎会場
・連合会館（東京都千代田区）
◎応募者数
・先着230人
◎費用
・検定料：15,000円
・受験者数：104人
・合格者数：80人
・合格率：76.9％
・資格の有効期間：5年
・更新の条件：協議会が主催する催し物に参加して所定数以上のポイントを取得すること。詳細はホームページ参照
・更新料：5,000円
問い合わせ先
一般社団法人透析技能検定試験制度協議会
〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-12
新宿ラムダックスビル （株）春恒社学会事業部内
E-mail： touseki-ginoukentei@shunkosha.com
Webサイト：https://www.touseki-ginoukentei.com/
