低侵襲の治療を支える確かな知識と技術を証明

「画像下治療」や 「画像支援下治療」を意味し、血管造影、CT、超音波などの画像を見ながら、標的となる病気を治療する体に負担の少ない低侵襲医療であるインターベンション治療(IVR)。カテーテルを用いた血管内治療や経皮的治療などが代表的です。外科手術に比べ、患者の体にかかる負担が圧倒的に少なく、処置後の傷もほとんど残らないといったメリットがあります。そのため血管の疾患やがんをはじめとして、幅広い病気の治療に用いられています。

インターベンションエキスパートナース(INE)は、インターベンション治療の専門的知識と看護技術を備え、なおかつ積極的にインターベンション治療業務に従事する看護師の養成を目的として、日本インターベンショナルラジオロジー学会と日本心血管インターベンション治療学会が認定を行っている資格です。

資格は、INE試験に合格することで取得できます。受験のためには、看護師としての実務経験や専門医のもとでの看護経験、講習会への参加などが条件になっています。

資格情報 ※第11回(2024年3月16日実施)INE試験の場合

資格の取得方法
試験を受験し、合格する

受験資格
1)看護師免許を有すること。(正看護師,准看護師は問わない)
2)看護師としての実務経験を2023年12月10日の時点で満3 年以上有すること。
3)看護経験:IVR専門医(放射線カテーテル治療専門医)またはCVIT専門医のもとで100例以上の看護経験を有すること。
対象期間:2018年12月1日~2023年12月10日
※専門医は常勤・非常勤を問わない。専門医取得日以降の症例のみ有効。専門医取得日以前の症例は認められない。
4)下記の必須講習会に 2 年間で 1 回以上受講していること。
インターベンションエキスパートナース講習会
第18回(2022年10⽉3⽇~2022年11⽉30⽇:オンデマンド配信)
第19回(2023年10⽉10⽇~2023年12⽉10⽇:オンデマンド配信)
5)両学会の会員である必要はない。
※詳細はホームページ参照

試験要項
◎日程
・試験日:2024年3月16日(土)
・受験申込書類受付期間:2023年11月1日~12月10日(消印有効)
◎会場
・東京会場:TKPガーデンシティPremium田町(東京都港区)
・大阪会場:TKPガーデンシティ大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)
◎費用
・受験料:6,050円(税込)

問い合わせ先

日本IVR学会 事務局
〒355-0063 埼玉県東松山市元宿1-18-4
Webサイト:https://www.jsivr.jp/INE/
Mail:office@jsir.or.jp