呼吸療法の現場を支える専門誌『みんなの呼吸器 Respica』では、創刊20周年を記念して無料オンラインセミナーを開催します。Respica編集委員の先生方に週替わりでご登壇いただき、急性期~慢性期まで日々の呼吸管理・呼吸ケアの実践に役立つテーマをお届けする予定です。
セミナー第2弾のテーマは「ICU×リハビリテーション」!
「抜管後のリハはいつ関与すればいい?」「挿入デバイスがある患者さんのリハはどうしてる?」といった現場が抱える悩み・困りごとについて、本誌編集委員の安宅一晃先生と横山仁志先生が現場の苦労や本音も交えながらざっくばらんにトークします。
ここでしか聞けない話題も盛りだくさんの60分! ぜひお気軽にご参加ください。
事前の疑問・質問も絶賛受付中です。respcare@medica.co.jp までぜひお寄せください。

講師から受講者の皆さんへメッセージをご紹介

安宅一晃先生
(独立行政法人奈良県立病院機構 医療専門職教育研修センター 所長/奈良県総合医療センター 集中治療部 部長)


むかしむかし、集中治療室に車椅子が欲しいと予算要求したら、一斉にあちこちから「なんでそんな患者がICUのいるんだ」と言われ、買ってもらえませんでした――この実話は大昔のようですが、ほんの10年前の話です。
現在では重症患者の呼吸管理とリハビリテーションとは“切っても切れない関係”であることは当たり前のことで、ECMOを装着して歩行させている施設もあるくらいです。多くの機器がついた状態でリハビリテーションをするのは、多くの危険もはらんでいます。結局、患者さんは良くならず、インシデント報告を書かなければいけないってこともあります。
今回は教科書によくある内容ではなく、「現場で何に困っていて、どうしたらいいの?」というちょっとした秘訣を対談形式でお話しさせてもらいます。何が出てくるか? リアルタイム配信の恐ろしさですが、きっと臨場感は味わっていただけると思います。お宝があるかもしれません。乞うご期待ください。


横山仁志先生
(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 リハビリテーション部)


「ICUのリハビリテーションは必要ですか? 不必要ですか??」
今では、この質問に対する答えはひとつしかありませんよね。ところが、集中治療後症候群(PICS)の予防・改善のためにICUのリハをやるぞ~~! といざ始めてみても「コストの算定の仕方は、疾患別リハ料? それとも早期リハ加算??」「リハの体制は専従?担当制??」「リハって、ただ離床しとけばいいの?」「実践的なリハ内容や介入方法は??」「リスクの管理は?」「教育の問題は?」などなど……、実際の臨床場面ではいろいろなことを考えたり悩んだりしますよね。
そんなあれやこれやを肩肘張らず、雑談風に話せたら楽しいな~と思っています!

案内

日時:2022年6月17日(金) 19時~20時(約60分)
申し込み締切:2022年6月14日(火)
※予定数に達し次第 受付終了となります
対象:医療従事者
受講料:無料


▶ 詳細・受講申し込みはコチラから

////// 専門誌案内 //////

みんなの呼吸器 Respica(レスピカ)2022年3号
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定価:2,970円(税込)
刊行:2022年6月下旬
ISBN:978-4-8404-7742-0

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